雨の日に広がる、朝にうねる、毛先だけまとまらないなど、気になる状態は人によって違います。まずは、いつ・どの部分が扱いにくいかを整理して、必要なケアを選びましょう。

うねりの原因を一つに決めつけない
もともとのくせ毛、湿度による変化、カラーや熱による傷み、寝ぐせは、それぞれ考えたい対応が異なります。うねっているから必ずダメージがある、保湿だけですべて直るとはいえません。
乾いた状態、濡れた状態、湿度の高い日にどう変わるか、縮毛矯正やブリーチの履歴があるかを美容師へ伝えると、相談が具体的になります。
シャンプー・トリートメントは手触りとまとまりを整える
シャンプーは洗い心地と頭皮の状態に、トリートメントは毛先の絡まりや希望する重さに合わせて選びます。保湿成分が多いほどよいとは限らず、細い髪では重くなりすぎる場合もあります。
ヘアマスクの頻度や放置時間は製品表示に従ってください。週1回や数分放置を共通の基準にせず、使った後の手触りとべたつきも見ながら調整します。ケアでまとまりやすくなっても、生まれつきのくせが永久に変わったという意味ではありません。
オイルは製品に合うタイミングで少量から
タオルドライ後に使うオイルも、乾いた髪の仕上げに使うオイルもあります。すべてを濡れた髪へつけるのではなく、使い方を確認しましょう。毛先を中心になじませ、重さを感じる場合は量や塗る範囲を見直します。
オイルだけで水分を補給できる、どんなうねりも伸ばせるというものではありません。アイロン前に使う場合も、その用途に対応しているか確認してください。
乾かし方は、根元と毛先を分けて考える
タオルで押さえるように水気を取り、ドライヤーは取扱説明書の距離を守って動かします。根元を乾かした後、毛先は必要以上に熱を当て続けないように整えましょう。
くせを伸ばして仕上げたいのか、カールを活かしたいのかで乾かし方は変わります。カールを活かす場合は、触りすぎず形を保ちながら乾かす方法もあります。自然乾燥なら必ずうねりや傷みを防げるとはいえず、濡れたまま寝るのは避けてください。

ブラッシングは、髪質と絡まり方に合わせる
毛先の絡まりから少しずつほどき、引っ掛かる部分を無理に引っ張りません。濡れた髪はやさしく扱いますが、強いくせやカールのある髪では、コンディショナーをなじませた状態で目の粗いコームを使う方法が合う場合もあります。
乾いたカールを何度もとかすと、かえって広がることがあります。「必ず乾いた状態でブラッシング」と一律にせず、自分の髪に合う方法を相談しましょう。
カットとサロンケアでできることを確認
長い髪の重さでくせが落ち着く場合も、短くすると扱いやすい場合もあります。長いからうねると決めつけず、切った後に出るくせや、軽くしすぎたときの広がりも考えて長さを相談します。
トリートメントは手触りやまとまり、ヘッドスパは頭皮の洗浄やリフレッシュなど、施術によって目的が異なります。くせの形を変えたい場合は縮毛矯正などが選択肢になることもありますが、髪の履歴と負担を確認したうえで判断します。

寝る前は乾かし、引っ張らないように整える
寝る前は髪を乾かし、枕との摩擦や強い結び跡をできるだけ減らします。まとめる場合はゆるくし、硬いクリップが頭に当たらないようにしましょう。乾いた髪に使えるケア剤を追加する場合も、少量にとどめます。
休息やバランスのよい食事は大切ですが、ストレスを減らせばうねりが直るとはいえません。扱いにくさを自分の生活のせいにせず、髪の状態と毎日のセットに合う方法を一緒に考えましょう。
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