植物由来のオイルやバームなど、素材の由来に注目してスタイリング剤を選ぶ方もいるでしょう。この記事では、オーガニックという表示の見方と、日常で使うときの確認ポイントを紹介します。

植物由来とオーガニックはどう違う?
「植物由来」は原料の由来を示す表現です。それだけで有機栽培の原料であることや、製品全体がオーガニック認証を受けていることを意味するわけではありません。
オーガニック化粧品を選ぶ際は、何を根拠に表示しているか、原料の一部の認証なのか製品の認証なのかを確かめましょう。例えばCOSMOSには、製品のORGANIC・NATURAL認証や原料に関する区分があります。食品の表示基準を、そのまま化粧品の説明に当てはめることはできません。
安全性は「天然」「合成」だけで判断しない
植物由来・オーガニックだから誰にでも低刺激、合成成分が少ないほど安全、とは限りません。仕上がりや使い心地は配合全体と使い方によって異なります。精油などの香りが好みに合うかだけでなく、これまで化粧品で刺激を感じたことがないかも確認してください。
使用中にかゆみ・赤みなどが出たら使用を中止し、洗い流します。症状が続く場合は皮膚科へ相談しましょう。環境への配慮を重視する場合も、漠然とした「地球にやさしい」という表現だけでなく、認証基準や容器・原料の取り組みを確認すると選びやすくなります。

仕上がりからスタイリング剤を選ぶ
ツヤやまとまりがほしいとき:オイルやバームなどを候補にし、重さやべたつきが出ないか少量から確かめます。髪が細い方や根元のふんわり感を残したい方は、特につけすぎに注意しましょう。
動きや形を保ちたいとき:ワックスやジェルなど、必要なセット力がある製品を選びます。オーガニックという表示だけでは、キープ力や軽さは分かりません。メーカーが示す用途と仕上がりを確認してください。
香りが気になるとき:天然の香りなら必ず快適とは限りません。香りの強さや残り方も含めて、自分が使いやすいものを選びます。
量とつけるタイミングは製品に合わせる
まず、乾いた髪用か、タオルドライ後にも使えるかを容器や説明で確認します。すべてのスタイリング剤を洗髪直後やドライヤー前につける必要はありません。
表示された使用量を目安に、少量を手のひらによく広げ、中間から毛先など整えたい部分になじませます。足りなければ少しずつ足し、根元や頭皮につけることを想定していない製品は、そこを避けて使いましょう。
ヘアアイロン前に使えるかも製品ごとに異なります。スタイリング剤とアイロン双方の説明書に従い、乾いた髪への使用が指定されているアイロンは髪を十分に乾かしてから使ってください。

使用期限・保管方法の確認
オーガニック製品の使用期限を一律に「製造から数か月~1年」と決めることはできません。期限や開封後の目安、保管方法について、製品表示とメーカーの案内を優先します。
使用後はふたを閉め、高温や直射日光を避けるなど指定の方法で保管します。容器内に水や汚れを入れないようにし、においや色、状態が普段と違う場合は使い続けず、メーカーへ確認しましょう。

表示と使い心地の両方で選びましょう
オーガニックスタイリング剤は、原料の生産方法や認証を選ぶ基準にしたい方の候補になります。そのうえで、必要なセット力・香り・つける量を確かめることが大切です。美容室では、普段の乾かし方や髪の長さとともに相談すると、使い方を具体的に確認できます。
参考:COSMOSの認証区分、FDA:オーガニック化粧品と安全性。
【関連記事】
「美容師が選ぶ!魅力的な髪を手に入れるためのヘアミルクおすすめガイド」 四条大宮の美容室 SOY-KUFU
目指せ、朝から絶好調!ヘアスタイリングのプロになるためのコツ 四条大宮の美容室SOY-KUFU
◆◆◆発行元◆◆◆
SOY-KUFU 四条大宮店
〒600-8383 京都府京都市下京区大宮通綾小路下る綾大宮町60 シェルハイム中塚 201
075-366-3013