毛先が引っ掛かる、乾くと広がる、しっとりするはずのケアで重くなる。そんなときは、使う回数を増やす前に製品の種類と付け方を見直しましょう。

トリートメントでできること・できないこと
髪の表面をなめらかにしたり、保湿・補修成分によって扱いやすくしたりする役割があります。指通りやツヤ、まとまりの変化は、髪の状態と製品の処方によって異なります。
「補修」は、傷む前の髪へ完全に戻すことではありません。枝毛を永久につなぎ直したり、カラーやパーマによる傷みをなかったことにしたりするものではなく、切れ毛・枝毛が多い毛先はカットの相談も必要です。
ヘアマスクとトリートメントはどう選ぶ?
名称だけで成分の濃さや効果の強さが一律に決まるわけではありません。ヘアマスクを必ず追加する必要もなく、普段のケアで指通りや仕上がりが整っていれば、重ね付けを増やさずに様子を見ましょう。
細くてぺたんとしやすい髪は軽めの仕上がりを、毛先が乾燥して広がりやすい髪はまとまりを重視するなど、気になる部分と希望の仕上がりから選びます。成分名一つだけで、自分に合うかは判断できません。

洗い流すタイプの基本の使い方
シャンプー後に使う製品は、すすいでから余分な水気を軽く切り、表示量を目安に毛先からなじませます。強く絞ったり、髪をこすり合わせたりせず、引っ掛かる部分を無理に引っ張らないようにしてください。
頭皮にも使えると表示された製品を除き、基本は髪の中間から毛先を中心に付けます。放置時間とすすぎ方は容器の説明を確認し、長く置けば置くほどよいとは考えないようにしましょう。
頻度は「週1回」に固定しない
毎回使う設計のものも、週に数回を目安にするものもあります。製品の使用方法を優先し、べたつきや重さが気になる場合は量・付ける範囲を見直してください。
使用後にかゆみや赤みなどが出たときは使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科に相談しましょう。頭皮の不調をトリートメントの重ね付けで解決しようとしないことが大切です。

洗い流さないタイプと熱を使う前の注意
洗い流さないトリートメントは、タオルドライ後に使うもの、乾いた髪にも使えるものなどがあります。すすぐ製品の代わりに付けたままにせず、用途を確認して使い分けましょう。
どのトリートメントにも熱や紫外線を防ぐ機能があるわけではありません。ヘアアイロン前に使えるかは製品の表示を確認し、通常のアイロンは髪を乾かしてから、同じ部分に長く当てないように使用します。
仕上がりを保つために
日々の強い摩擦や無理なブラッシング、繰り返す高温のスタイリングも見直しましょう。サロンで相談するときは、使っている製品・使用量・頻度と、重さや広がりが気になる箇所を伝えると選びやすくなります。
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