海で髪が傷むのを防ぐには?海水浴の前後にできるヘアケア

海での髪のケアは、日差しを避け、海から上がったら真水ですすぎ、濡れた髪を強くこすらず整えることが基本です。衣類用の防水スプレーは髪に使わず、ヘアケア製品は指定された用途と方法を守りましょう。

海では、強い日差しに加えて、濡れた髪の絡まりや摩擦にも気をつけたいところです。髪を完全に防水する方法に頼るより、日差しを避け、海から上がったら真水ですすぎ、やさしく整える流れを準備しましょう。

海で気をつけたいのは日差し・濡れた髪・摩擦

強い太陽光は髪の表面や色に影響します。濡れた状態で長時間日差しを浴びる海水浴では、髪の色が抜けやすくなることもあります。砂や海水が残った髪を強くこすったり、絡まりを無理に引っ張ったりしないことも大切です。

海水の塩分と、プールの消毒に使われる塩素の作用は分けて考えます。「海水中の塩素で髪の栄養が流れ出る」「ミネラルを過剰摂取して髪が傷む」といった説明で一括りにしないようにしましょう。

海に入る前:髪をまとめ、ケア用品を準備する

長い髪は、引っ張りすぎないようにまとめておくと、風で広がったり絡まったりしにくくなります。泳ぐ際は施設や活動に合う装備を使いましょう。スイミングキャップをかぶっても、完全に髪が濡れなくなるとは限りません。

シャワーや着替え場所を確認し、タオルと普段使うヘアケア用品を用意しておくと、海から上がった後のケアがしやすくなります。ヘアオイルやワックスを大量につければ海水を完全に防げるわけではありません。

防水スプレーを髪に使わない

衣類や靴などに使う防水スプレーは、髪や頭皮に使用するものではありません。髪の防水を目的に転用しないでください。ヘアケア製品も、指定された用途・使用量・使用方法を守って使いましょう。

砂浜では帽子や日陰を活用する

休憩中は帽子をかぶる、日陰へ移動するなど、強い日差しを直接浴び続けない工夫をします。髪・頭皮に使える紫外線対策製品を選ぶ場合は、使用部位や塗り直しの説明を確認してください。一般のヘアオイルすべてに紫外線を防ぐ効果があるとはいえません。

海から上がった後のケアの順番

1.真水でやさしくすすぐ
海水や砂を残したままにせず、シャワーなどで十分にすすぎます。指を無理に通さず、絡まりがある部分は慎重に扱いましょう。

2.普段の洗髪とコンディショナーで整える
洗髪できる場所でシャンプーをし、髪の状態に合わせてコンディショナーやトリートメントを使用します。汚れを落とそうとして何度も強く洗うことは避け、製品に指定された方法ですすぎます。

3.こすらず水分を取り、乾かす
タオルで髪を挟むように水分を取り、絡まりを毛先側から少しずつ整えます。ドライヤーは一か所に熱を当て続けず、使用機器の説明に沿って乾かしましょう。

トリートメントは手触りやまとまりを整えるケアです。傷んだ髪が元の状態に完全に戻ると考えず、その後の摩擦や熱の負担を減らすことも意識してください。

パサつきや色落ちが気になるときは

海に行った後に髪が絡まりやすい、色が変わったと感じる場合は、次のカラーやカットの際に海水浴の時期と現在の状態を美容師へ伝えてください。頭皮の赤みや痛みが続く場合は、カラーなどの施術を急がず皮膚科に相談しましょう。

参考:花王「太陽光・紫外線の影響」、「その他の影響」

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