
パサつきや絡まりが気になると、ケア用品を増やしたくなることがあります。まずは、洗った後につっぱるのか、毛先が引っかかるのか、朝に絡まるのかを分けて考えると、必要なものを選びやすくなります。
シャンプー:頭皮と髪の汚れを落とす

シャンプーは皮脂や汗、整髪料などを洗い流すために使います。タンパク質や植物エキスが入っていることだけで、洗浄力や肌への合いやすさは判断できません。洗った後の頭皮の状態や汚れ落ちを見て選びましょう。
よく濡らしてから、爪を立てずに洗い、生え際や耳の後ろまで丁寧にすすぎます。かゆみや赤みが出る製品は使い続けず、症状が続く場合は皮膚科に相談してください。
コンディショナー:指通りや手触りを整える

コンディショナーは髪の表面を整え、絡まりにくくするためのものです。シャンプー後、主に中間から毛先へなじませ、製品の指示どおりにすすぎます。根元につけ過ぎて重くなる場合は、量と部位を見直しましょう。
トリートメント・ヘアマスク:名称より表示を確認
トリートメントやヘアマスクは、傷んだ髪の手触りやまとまりを整えるケア用品です。使えば髪が傷む前の状態に完全に戻るわけではなく、枝毛を元どおりにつなげることもできません。
「マスクならトリートメントより必ず高い効果がある」とは決められません。毎日使うもの、週に数回のものなどがあるため、放置時間・頻度・すすぎ方を確認してください。複数を重ねる前に、今の製品の使い方を確かめましょう。
ヘアオイル:少量でツヤとまとまりを調整

オイルはツヤやまとまりを出すために使います。濡れた髪用、仕上げのスタイリング用など用途が異なるため、ドライヤー前にも使えるかを表示で確認しましょう。オイルすべてに熱から髪を守る効果があるわけではありません。
手に薄く広げ、毛先から少量ずつなじませます。最初から髪全体や根元に多くつけると、べたつきやボリューム不足につながることがあります。

タオル・枕カバー:素材だけでなく扱い方も大切
吸水しやすいタオルでも、強くこすれば摩擦が増えます。髪を挟んで押さえるように水分を取り、絡まった部分を引っ張らないようにしましょう。マイクロファイバーなどの素材名だけで性能は決まらず、厚さや織り方、手触りにも違いがあります。

滑らかな枕カバーは、髪の引っかかりが気になるときの選択肢です。シルクは繊維の種類、サテンは織り方を指すため、サテン製品がすべてシルクとは限りません。洗濯表示や乾きやすさも見て、清潔に使えるものを選びましょう。
ナイトキャップ:髪を乾かし、締め付けずに使う
ナイトキャップは寝具との直接の擦れを減らすための選択肢です。傷みを治したり、オイルの浸透を保証したりするものではありません。髪と頭皮を乾かしてから、毛先を無理に折り曲げずに収めます。
オイルや洗い流さないトリートメントを必ず追加する必要はありません。使う場合は製品表示に沿った量にし、洗い流すタイプをつけたまま眠らないでください。蒸れ・かゆみ・痛みがあるときは外しましょう。

髪の長さと量が収まるサイズで、額や耳周りを締め付け過ぎないものを選びます。ずれないよう強く締めるより、サイズや形を見直してください。洗濯表示に従って手入れし、朝は髪を引っかけないよう優しく外します。
ブラシ:毛先の絡まりを少しずつほどく

ブラシは、毛先側から少しずつ絡まりをほどくために使います。引っかかる部分を根元から無理に引かず、毛束を支えて整えましょう。濡れた髪には対応したブラシや目の粗いコームを使い、摩擦を抑えます。
頭皮用ブラシは製品の使い方に従い、痛くない力で使います。発毛や頭皮の病気の治療を目的に強くこすらず、傷・湿疹・炎症があるときは使用を控えてください。
必要なケアを決めるための相談ポイント
美容室では、気になる状態、現在使っている製品と量、カラー・パーマの履歴を伝えてください。毛先の絡まりならコンディショナーの使い方、朝の絡まりなら乾かし方や寝具など、困りごとに合わせて見直すと続けやすくなります。
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