染めたての色を少しでも長く楽しみたいときは、まず普段の洗い方と乾かし方を確認しましょう。色持ちはカラーの種類、明るさ、髪のダメージ、生活習慣によって変わるため、全員に同じケアが合うとは限りません。

カラーケア用と色素入りの製品を区別する
「カラーケア用」のシャンプーやトリートメントには、色を補う染料が入っていないものもあります。一方、カラーシャンプーやカラートリートメントは、色素を補って色味を調整する製品です。商品名だけで判断せず、目的と説明を確認してください。
まずは洗い上がりのきしみ、頭皮の乾燥、毛先のまとまりを見ながら選びます。色持ちを気にして洗浄が足りなくなったり、合わない製品を使い続けたりしないようにしましょう。
カラートリートメントの選び方・使い方
色素入りの製品は、今の髪色と残したい色に合うものを選びます。暗い色を重ねると次のカラーへ影響する場合があり、ブリーチ部分には色が強く入ることもあります。美容師へ希望色を見せ、使用中の製品も伝えてください。
使う前に確認したいのは、濡れた髪用か乾いた髪用か、放置時間、手袋の要否、使用頻度、すすぎ方です。すべての製品を5〜10分置く、週1〜2回使うという共通のルールはありません。表示に従い、頭皮へ必要以上に塗り込まないようにしましょう。
タオルや衣服、浴室への色移りにも注意します。カラートリートメントは主に色を補うもので、髪を明るくするブリーチとは働きが異なります。色を補っても元の染料の流出が完全に止まるわけではありません。

食事で染めた色を保てる?
食事はこれから生える髪や体の健康を支えるものです。ただし、ビオチンやビタミンEを多く摂れば既に染めた髪の色持ちがよくなる、と断定することはできません。退色対策として特定の食品やサプリメントに頼るよりも、洗髪や熱の扱い方を見直しましょう。
カラー後の洗い方とすすぎ方
熱すぎるお湯を避け、ぬるま湯で頭皮まで濡らしてからシャンプーします。指の腹で頭皮を洗い、毛先を強くこすり合わせず、すすぎ残しを避けてください。洗う回数は汗・皮脂・整髪料の使用や頭皮の状態に合わせます。色を保つために汚れやかゆみを我慢する必要はありません。
コンディショナーやトリートメントは毛先を中心になじませ、量と放置時間を守ります。カラー施術当日の洗髪は、使用した薬剤や仕上げに合わせた美容師の案内を確認しましょう。刺激やかゆみがある場合は、色持ちより頭皮の状態を優先して相談してください。

乾かし方・アイロン・日差しへの対策
タオルで髪を挟むように吸水し、ドライヤーを動かして乾かします。濡れた髪を長時間放置したり、そのまま寝たりしないようにしましょう。
アイロンは乾いた髪に使用し、機器の説明書に沿った低めの温度から調整します。同じ部分を何度も挟んだり長時間当てたりすることは避けてください。熱から髪を保護する製品を使う場合も、濡れたままアイロンを当てないよう使用方法を確認します。
日差しが強い場面では帽子や日傘で髪への直射日光を減らす方法もあります。洗い流さないトリートメントは指通りを整えるために活用できますが、すべてのオイルに紫外線防御や退色防止の機能があるわけではありません。
色落ちの経過も美容師へ伝える
どのくらいで色が変わったか、黄色・オレンジ・赤など何色が気になるかを写真で残しておくと、次回の相談に役立ちます。カラーの選び方と毎日のケアを合わせて見直し、好みの色を楽しみましょう。
参考:花王「カラーリング剤」、花王「髪と頭皮にやさしい洗髪方法」、パナソニック「ヘアアイロンの基本的な使い方」
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