毛先がざらつく、広がる、ツヤが出にくいと感じるときは、シャンプーだけを変えれば解決するとは限りません。毎日の扱い方と製品の使い方を、順番に確認してみましょう。

シャンプーは頭皮と洗い上がりに合わせる
シャンプーに含まれる界面活性剤は、皮脂や汚れを落とすための成分です。「界面活性剤が入っていないものが良い」と考えるのは適切ではありません。成分名一つで刺激の強さを決めず、洗った後の頭皮のつっぱりや髪の扱いやすさを確認しましょう。
洗髪の頻度は、汗・皮脂・整髪料の使用や頭皮の状態に合わせます。パサつくからと一律に洗う回数を減らすのではなく、毛先をこすり合わせて洗っていないか、熱い湯を使っていないかも見直してください。
シリコンが入っているだけで避ける必要はない
シリコンは髪の滑りや指通りを整えるために配合される成分です。シリコン入りなら保湿成分が浸透しない、ノンシリコンなら必ず潤う、という単純な違いではありません。軽い仕上がりが好きか、毛先のまとまりを重視するかなど、製品全体の仕上がりで選びましょう。

コンディショナー・トリートメントは毛先を中心に
製品の使い方に従い、主に髪の中間から毛先へなじませます。頭皮用と表示されていない製品を、必要以上に頭皮へ塗り広げる必要はありません。使用量や放置時間、すすぎ方を守ってください。
シアバターやアルガンオイルなどの成分が入っていても、それだけで仕上がりや刺激の有無は決まりません。天然・無添加・香料が少ないという表示も、すべての人に合うことを保証するものではありません。
補修ケアで手触りが整っても、枝毛が元の髪に戻るわけではありません。引っ掛かりが続く毛先は、整える範囲を美容師へ相談しましょう。

オイルは「洗い流す・流さない・仕上げ用」を確認する
ヘアオイルには、乾かす前に使うもの、乾いた髪のスタイリング用、洗い流すケア用などがあります。すべてを同じ方法で使わず、用途を確認してください。
手で広げるタイプは指定量を目安に少量から使い、毛先や内側からなじませます。足りなければ追加できる製品もありますが、つけすぎると重さやべたつきにつながります。根元や前髪には特に量を控えめに調整しましょう。
「週1〜2回、キャップをして30分以上置けば効果が上がる」といった共通の使い方はありません。製品の放置時間を延ばしたり、食用油などを自己流で代用したりせず、説明に従って使ってください。
ブラッシングと熱の使い方も見直す
絡まりは毛先から少しずつほどき、コームが引っ掛かるときは無理に引き抜かないようにします。タオルでは髪を挟んで水気を取り、強くこすらないことが基本です。
ドライヤーは説明書の距離を守り、根元から風を動かします。一般的なアイロンは乾いた髪に使い、同じ場所を何度も加熱しないようにしましょう。オイルを使っても、熱による負担がなくなるわけではありません。
美容室で相談したいタイミング
カラーや縮毛矯正の後に急に手触りが変わった、切れ毛が増えた、ケアを変えても絡まりが強い場合は、施術履歴と普段使う製品を美容師へ伝えてください。パサつきを感じる場所と時期を整理すると、必要なケアや避けたい施術を考えやすくなります。
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