翌朝のまとまりは、夜の乾かし方や寝ている間の摩擦にも影響されます。髪質そのものを一晩で変えることはできませんが、扱いやすく整えるための基本を見直してみましょう。

洗髪は爪を立てず、指の腹で
髪と頭皮を十分に濡らし、適量のシャンプーを手に広げて使います。頭皮は指の腹でやさしく洗い、爪でこすらないでください。毛先をもみ合わせたり、髪全体を強くこすったりする必要はありません。
生え際や耳の後ろもすすぎ、洗い流すトリートメントは使用量・置く時間・塗る範囲を表示で確認しましょう。洗髪やトリートメントだけで髪に栄養が行き渡る、発毛するというものではありません。

タオルで挟み、押さえて水分を取る
濡れた髪は摩擦に気をつけたい状態です。柔らかなタオルで頭皮の水分を押さえ、毛先はタオルで挟んで吸わせます。強くねじって絞る、往復してこすることは避けましょう。
水分が残っていれば、タオルの乾いた面に変えてやさしく押さえます。専用の高価なタオルが必須というわけではなく、素材だけでなく扱い方も大切です。
洗い流さないトリートメントは少量から
タオルドライ後に使う製品は、中間から毛先を中心になじませます。使用量や乾いた髪への使用可否は、製品の説明に従ってください。根元につけすぎると、重さやべたつきが気になる場合があります。
洗い流すタイプを髪に残さないようにしましょう。トリートメントは手触りやまとまりを補うもので、傷んだ髪を元の状態へ完全に戻すものではありません。
根元と内側から乾かす
ドライヤーは取扱説明書で距離や使い方を確認し、動かしながら同じ場所に熱を当て続けないようにします。根元や内側を先に乾かし、最後に毛先を整えましょう。吸込口へ髪を近づけないことも大切です。
表面だけでなく、襟足や耳の後ろにも湿りが残っていないか確認します。毛先が乾いた後も熱風を当て続けることは避けてください。

寝る前は濡れたまま強く結ばない
入浴後すぐに髪をねじっておだんごにし、そのまま眠る方法は避けましょう。まず乾かし、まとめる場合も頭皮が引っ張られないようゆるく留めます。シュシュでも結び方によっては跡がつくことがあります。
ナイトキャップや枕カバーを使う場合は、締めつけや蒸れが気にならないものを選び、清潔に保ちます。シルク製品だけで翌朝のツヤやまとまりが保証されるわけではありません。
翌朝は寝ぐせを直してから仕上げる
寝ぐせがある部分は必要な範囲を湿らせ、根元から乾かし直します。整髪料は、ツヤを出す・毛束を作る・形を保つといった目的に合わせ、少量ずつ使いましょう。ウェットな質感の製品が、すべての髪型に合うとは限りません。
毎朝同じ場所が扱いにくい場合は、次回のカットでその部分や普段の乾かし方を伝えてください。無理なく続けられる手順を一緒に相談しましょう。
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