染めた髪色を長く楽しむには、洗髪を我慢するより、普段のケアで負担を減らすことが大切です。色落ちを完全に止めることはできませんが、髪の状態と使っているカラーに合わせて見直せる点があります。

色落ちは、染料・髪の状態・日々のケアで変わる
ブリーチやカラーの履歴、選んだ色、髪の傷み方などによって、色の変化は異なります。同じケアをしても色持ちが同じになるとは限りません。退色が気になるときは、いつ染めたか、どの部分から色が抜けるかを美容師に伝えましょう。
シャンプーは成分名だけで判断しない
カラー後の髪向けに設計されたシャンプーやコンディショナーを選ぶ方法があります。「硫酸塩・塩化ナトリウム・パラベンが入っているから避ける」と一律に判断せず、製品の用途や洗い上がり、頭皮との相性を確認してください。「無添加」「オーガニック」という表示だけで、低刺激性や色持ちの良さが決まるわけではありません。

色を補うカラーシャンプーと、染めた髪をケアするシャンプーは役割が異なります。色を補う製品は、元の明るさや残っている色によって仕上がりが変わるため、担当美容師に色選びを相談し、使用頻度や放置時間は製品表示に従いましょう。
洗い方と乾かし方で摩擦を減らす
熱すぎるお湯や、髪同士を強くこすり合わせる洗い方を避けます。色落ちを恐れてすすぎを減らしたり、汗や汚れがあるのに洗髪を我慢したりせず、頭皮の状態に合わせて洗いましょう。
洗った後はタオルで髪をはさむように水分を取り、濡れたまま寝たり放置したりしないようにします。ドライヤーは動かしながら使い、同じ場所に熱風を当て続けないことが大切です。

アイロンは温度だけでなく、当てる時間にも注意
一般的なヘアアイロンは髪を乾かしてから使い、機器の説明書に従って、形が付く範囲の低めの温度から調整します。高温で何度も通したり、一か所を長く挟んだりしないようにしましょう。傷みの強い部分は無理に使わず、美容師へ相談してください。
熱から髪を保護する目的の製品も、熱ダメージや色落ちを完全に防ぐものではありません。使用量や使う順番を確認し、塗ったから高温にしてもよいとは考えないようにします。

日差し・プール・海の後のケア
強い日差しを長時間浴びるときは、帽子や日傘を活用しましょう。UV対策用のヘア製品は表示に沿って使い、すべてのヘアオイルに紫外線を防ぐ働きがあるとは考えないでください。
プールや海では施設のルールに合うスイムキャップなどを使い、出た後は髪を真水ですすぎます。キャップを着けても水の侵入を完全には防げません。濡れた髪を強くこすらず、コンディショナーなどで指通りを整え、やさしく乾かしましょう。

色の変化が早いと感じたら、次回の施術で相談を
トリートメントは手触りやまとまりを整えるために使い、流れ出た色を必ず戻せるとは考えません。退色後の色も含めて好みを伝え、次回の色味・明るさ・染める範囲と、自宅でのケアを相談しましょう。
参考:ホーユー「よくあるご質問(色や仕上がり)」、花王「髪と頭皮のお手入れ10か条」
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