頭皮を触ったときに、赤いポツポツや痛むできものに気づくことがあります。原因を汚れやストレスと決めつけず、刺激を減らしながら症状の変化を確認しましょう。

「頭皮ニキビ」と呼んでいても、原因は一つではない
ニキビのように見えるできものには、毛包の炎症など別の状態が含まれることがあります。赤み・白い膿・しこりといった見た目だけで、種類や治療法を自己判断することはできません。
顔のニキビの分類をそのまま当てはめたり、痛いしこりを「大型ケロイド性ニキビ」と決めたりせず、続く場合は皮膚科で確認してください。美容室では診断や薬の処方はできません。
痛み・膿・繰り返す症状は皮膚科へ相談する
強い痛み、膿、広がる赤みや腫れ、繰り返すできもの、周囲の毛が抜ける変化がある場合は受診しましょう。発熱や体調不良を伴う、急に腫れが広がる場合は早めに医療機関へ相談してください。
受診時は、いつから・どの場所に・どのような症状があるか、最近変えたシャンプーや整髪料、使用した薬を伝えると役立ちます。

できものをつぶさず、マッサージをしない
膿を押し出す、爪で掻く、ブラシでこする、強く揉むことは避けましょう。頭皮マッサージは、炎症のあるできものを治す方法ではありません。気になっても繰り返し触らず、かさぶたも無理にはがさないようにします。
洗い方とヘアケア製品を見直す
熱すぎないお湯で、指の腹を使って優しく洗います。汚れを取ろうとして何度も洗ったり、強くこすったりしないでください。洗浄の頻度は皮脂や汗、乾燥具合に合わせます。
コンディショナーや整髪料は、頭皮用と表示されたものを除き、必要な毛先や髪に使いましょう。新しい製品の使用後に症状が出た場合は中止して、製品名や成分表示を受診時に伝えてください。
顔用のニキビ薬や、以前処方された薬を自己判断で頭皮へ塗り広げず、医師や薬剤師へ相談しましょう。原因によって適した対応は異なります。
冬の帽子やヘルメットは清潔に保つ
寒い季節でも帽子の中で汗をかくことがあります。洗える内側の布や汗止めは、製品の手入れ方法に従って清潔に保ち、濡れたまま放置しないようにしましょう。枕カバーも汚れたら交換します。
きつく締めつけたり同じ場所がこすれたりしないか確認してください。安全のためのヘルメットは必要な場面で正しく着用し、装着方法を崩して蒸れ対策をしないようにしましょう。

食事や睡眠だけで治そうとしない
食事や睡眠を整えることは全身の健康に役立ちますが、頭皮のできものの原因を食生活やストレスだけに決めつけることはできません。症状が続く場合は、ケア製品や洗髪回数を増やすより、皮膚科で原因を確認しましょう。
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