こんにちは、SOY-KUFUの尾野です。髪のボリュームが気になるときは、根元が寝ているのか、髪の量や太さが変わってきたのかによって、考えたい対応が異なります。美容室で相談できることを整理します。
ボリュームの見え方と、髪が減ることを分ける
髪の長さや重さ、分け目、ケア剤のつけ方によって、毛量が同じでもぺたんと見えることがあります。カットやスタイリングは見え方を調整する方法であり、毛の本数を増やす治療ではありません。
抜け毛や薄毛にはさまざまな原因があります。米国皮膚科学会の解説でも、遺伝、出産や病気などの後の変化、頭皮の病気、薬など複数の要因が示されています。見た目だけで原因を決めつけないことが大切です。
根元は軽く起こし、熱を当て続けない
タオルで水気を押さえた後、指で根元を軽く起こし、普段の分け目に固定しすぎず乾かしてみましょう。髪を強く引っ張る必要はありません。
ドライヤーを逆さまに使ったり、頭皮へ熱風を近づけたりするのではなく、機器の取扱説明書に沿った距離を保ち、動かして使います。乾いた後は必要に応じて冷風で整えます。
シャンプーや整髪料は、軽さと使用量を確認
ボリューム感をうたうシャンプーは、仕上がりの軽さやハリ感を目指す製品です。シャンプーだけで薄毛が治る、根元が必ず立つという意味ではありません。洗い心地と頭皮への刺激も確認しましょう。
トリートメントやオイルを根元へ多くつけると、重く感じる場合があります。製品の使用部位を守り、必要な毛先を中心に調整してください。スプレーやパウダーも表示に沿って少量から使い、落とし方を確認します。
カットは、軽くしすぎないことも大切
トップの長さや全体のシルエットを調整すると、ふんわり見せやすくなる場合があります。ただし、段を多く入れたり毛量を減らしすぎたりすると、毛先が薄く見えることもあります。
「どこをふんわり見せたいか」「どこが透けて気になるか」を具体的に伝え、普段のセットで扱える形を相談しましょう。カラーの明暗で立体感を出す方法もありますが、ブリーチなどの負担が加わるため、髪と頭皮の状態を見て判断します。
抜け毛や分け目の変化が続くときは皮膚科へ
急に抜け毛が増えた、部分的に抜ける、分け目が広がってきた、頭皮の赤み・痛み・強いかゆみがある場合は、皮膚科へ相談してください。髪用のトリートメントや頭皮マッサージを薄毛の治療代わりにしないようにしましょう。
薬の影響が気になる場合も、自己判断で中止せず処方した医師へ相談します。美容室では、医療での相談と並行して、髪への負担を抑えたカットや日々の見せ方を一緒に考えられます。