こんにちは、隅です。頭皮に触れると、気分がほぐれるように感じることがあります。ただし、その感覚と、頭痛や歯の痛みなどの原因が改善することは同じではありません。セルフケアで気をつけたい点を紹介します。
「ここを押せば治る」とは判断しない
ツボは伝統的な考え方で用いられるものですが、おでこや目の横、襟足などを押すだけで特定の不調が治る、と一律に案内することはできません。
米国NCCIHのマッサージに関する解説でも、頭痛に対する研究は限られ、結果が一致していないとされています。研究された施術の結果を、そのまま自宅での頭皮のツボ押しに当てはめることもできません。
気分転換のケアは、痛くない強さで
頭皮に傷や湿疹、痛みがないときに、清潔な指の腹で軽く触れる程度から試してください。爪を立てず、強くこすったり押し続けたりしないようにしましょう。痛いほど効く、というものではありません。
目の周囲や眼球、首を強く押すのは避けます。痛み・めまい・気分の悪さなどが出たらすぐにやめてください。けがや治療中の病気がある場合は、自己判断で刺激を加えず医師に相談しましょう。
頭痛・歯痛・目の不調が続くなら相談を
頭痛が繰り返す、長引く、悪化する場合は医療機関へ相談してください。歯の痛みは歯科へ、目の痛みや見え方の変化は眼科へ相談し、ツボ押しで様子を見続けないようにしましょう。
眠れない状態が続く場合も、頭皮ケアで睡眠不足を補うことはできません。休息や生活の見直しとともに、必要に応じて医療機関へ相談してください。
突然の激しい頭痛は、セルフケアより救急対応
突然起こる激しい頭痛、手足のまひ、言葉が出にくい、意識の異常などがある場合は、押したり揉んだりせず、119番などで速やかに救急対応を求めてください。参考:英国NHSの頭痛に関する案内。
美容室での頭皮ケアも、病気の診断や治療の代わりにはなりません。体調に不安があるときは無理せず、施術前にスタッフへお伝えください。