はちみつを配合したシャンプーやトリートメント、スキンケア製品を見かけることがあります。成分のイメージだけで選ぶ前に、製品全体の用途と使い方を確認しましょう。
はちみつは保湿成分として配合されることがあります
化粧品では、はちみつが保湿目的の成分として使われる場合があります。ただし、しっとり感や髪のまとまりは、ほかの成分との組み合わせや製品の処方、使う量、髪や肌の状態でも変わります。「はちみつ入りだから必ず高保湿」とは限りません。
抗酸化という言葉だけで美容効果を判断しない
成分についての研究と、実際の製品を肌や髪に使ったときの効果は分けて考える必要があります。はちみつを塗れば肌の老化を防げる、日焼け後のダメージを回復できる、透明感が必ず上がるといった効果を一律に期待しないようにしましょう。日焼け対策や皮膚症状の治療に代わるものではありません。
天然由来でも、肌に合うとは限りません
天然由来やオーガニックという表示は、刺激やアレルギーが起きない保証ではありません。敏感肌の方や、はちみつ・関連成分で過去に異常があった方は、成分表示を確認し、使用前に医師などへ相談してください。
化粧品の選び方や使い方は、日本化粧品工業会の化粧品Q&Aも参考になります。
食用はちみつをそのまま代用しない
食品として食べられることと、肌や頭皮に塗って使えることは別です。食用はちみつを直接塗るパックや、手持ちのシャンプーへ混ぜる使い方を自己判断で行わず、目的に合う化粧品を選んでください。製品に別のものを混ぜると、もとの品質や使い方を前提にできなくなります。
選ぶときは仕上がりと使用部位を確認
髪のパサつきが気になるなら、洗い流すトリートメントか洗い流さない製品かを確認し、毛先を中心に表示どおりの量を使います。肌用・頭皮用・毛先用を一律に兼用せず、使える場所を確認しましょう。
使用中や使用後に赤み・かゆみ・刺激などが出た場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科へ相談してください。はちみつの有無だけにこだわらず、自分の髪や肌に合う手入れを選んでいきましょう。