忙しい日が続き、睡眠を後回しにしていませんか。肌や髪の調子が気になったときは、ケア用品だけでなく、休む時間を確保できているかも振り返ってみましょう。
「22時〜2時に眠れば大丈夫」とは限らない
睡眠を特定の4時間だけで評価するのは適切ではありません。就寝時刻だけにこだわらず、必要な睡眠時間を取れているか、朝に休まったと感じるか、日中の生活に支障がないかを確認しましょう。睡眠の質を意識しても、慢性的な睡眠時間の不足を埋められるとは限りません。
肌荒れ・抜け毛の原因を一つに決めつけない
肌荒れには乾燥、刺激、紫外線、皮膚の病気など、抜け毛には体調やホルモン、薬剤などさまざまな要因があります。顔色や目元の見た目だけで睡眠不足と判断したり、眠れば必ずシミ・シワ・抜け毛が改善すると考えたりしないようにしましょう。
既に生えている髪のパサつきや枝毛は、睡眠によって元の状態へ再生するわけではありません。摩擦や熱、カラーなどによる負担への対策は別に必要です。肌の症状や急な抜け毛が続く場合は、生活習慣だけの問題とせず医療機関へ相談してください。
今日から見直せること
生活のリズム:できる範囲で起床時刻を整え、朝の光を取り入れます。日中の適度な活動も心がけましょう。
寝る前の過ごし方:明るい画面を見続ける時間や、夜遅いカフェインを見直します。眠るための飲酒には頼らないようにします。
寝室の環境:光・音・暑さ寒さを調整し、落ち着いて休める状態にします。寝具は価格より、自分が無理なく休めるかを基準にしましょう。
厚生労働省の睡眠対策・健康づくりのための睡眠ガイド2023では、年代に応じた睡眠の考え方や生活習慣を確認できます。
眠れない・強い眠気が続くときは相談を
十分な時間を確保しても眠れない、日中の強い眠気で生活に支障がある、大きないびきや呼吸が止まる様子を指摘された場合は、医療機関へ相談してください。「美容のために早く眠らなければ」と焦るより、睡眠の困りごとそのものへの対応が大切です。