髪がまとまらないとき、すぐに「栄養不足」「乾燥が原因」と決めつけていませんか。似た見え方でも、髪質、生えぐせ、施術、摩擦、熱などが重なっていることがあります。まずは気になる状態を分けてみましょう。

枝毛:毛先を裂かず、整える範囲を相談する
枝毛は毛先などが裂けた状態です。カラーやブリーチ、熱、摩擦などで髪の傷みが重なると起こりやすくなります。裂けた部分をさらに割ったり、指で引きちぎったりしないでください。
トリートメントで指通りが整っても、裂けた髪が元どおり再生するわけではありません。引っ掛かりが続く部分は、どの程度切ると扱いやすいか美容師へ相談しましょう。枝毛だけで亜鉛・ビタミン・葉酸不足などを判断することはできません。

切れ毛:短い毛のすべてをダメージと決めつけない
切れ毛は髪が途中で切れた状態です。ただし、表面の短い毛には新しく伸びてきた毛も含まれるため、長さだけでは判断できません。急に増えたのか、ブリーチや縮毛矯正の後か、同じ場所にアイロンを繰り返していないかを確認します。
ブラッシングは毛先から少しずつ絡まりをほどき、引っ掛かるときは力をかけず一度止めます。強く結ぶ習慣やタオルでのこすり洗いも見直しましょう。
ちりつき・ごわつき:施術前後の変化を伝える
髪質によるうねりと、施術や熱による傷みは対応が異なります。カラー・パーマ・縮毛矯正の後に急に手触りが変わった場合は、その施術日と内容を美容師へ伝えてください。自己判断でさらに薬剤処理や高温のアイロンを重ねないようにしましょう。
シリコンフリーなら改善するとは限りません。シャンプーは頭皮の状態と洗い上がり、コンディショナーやトリートメントは髪の指通りに合わせて選びます。成分を含む食品やサプリメントで、既に傷んだ毛先が直るというものでもありません。

広がり:根元・毛先・湿度の影響を分ける
生えぐせ、髪のうねり、毛量、毛先の厚み、湿度などで広がり方は変わります。根元が膨らむのか、毛先だけが広がるのか、雨の日だけ気になるのかを整理してみてください。
乾かすときは根元から風を動かし、毛先に熱を集中させないようにします。洗い流さないケアは製品の指定量を目安に中間から毛先へなじませ、重くなりすぎない量に調整してください。カットで毛量を減らせば必ず収まるわけではないため、残す厚みも相談しましょう。
パサつき:ケアを重ねる前に、負担を確認する
毎日のアイロン、摩擦、洗い方、施術履歴などを振り返りましょう。オイルでツヤを補うことと、髪の傷みがなくなることは別です。製品を重ねすぎて重く感じる場合は、種類や量を一度整理してください。

熱による硬さ:休ませるだけで元に戻るとは限らない
ヘアアイロンは、一般的には十分に乾いた髪に使い、低い設定から必要な温度を探します。同じ場所を何度も挟まず、機器の説明書に従ってください。熱保護の製品を使っても、過度な加熱が問題なくなるわけではありません。
使う頻度を減らすことは新たな負担を減らすために役立ちますが、既に変化した髪が休息だけで元に戻るとは限りません。硬さや切れ毛が続く場合は、施術やカットの可否を美容室で確認しましょう。
頭皮からの抜け毛や炎症は、毛先の傷みと分けて考える
切れ毛と、根元から抜ける毛は別です。急な抜け毛、部分的な脱毛、頭皮の赤み・痛み・かゆみが続く場合は、トリートメントだけで対応せず医療機関へ相談してください。見た目だけで不足している栄養素を特定したり、サプリメントを増やしたりしないことが大切です。

美容室では、変化した時期と普段のケアを共有する
いつから気になるか、どの部分か、直近だけでなく過去の施術、ドライヤーやアイロンの使い方、現在の製品を伝えると相談しやすくなります。髪の状態を見ながら、減らす負担と必要なケアを一つずつ整理しましょう。
【関連記事】
美容師のプロが語る「綺麗に伸ばす」髪の秘訣とは? 四条大宮の美容室 SOY-KUFU
「美容師が選ぶ!魅力的な髪を手に入れるためのヘアミルクおすすめガイド」 四条大宮の美容室 SOY-KUFU
◆◆◆発行元◆◆◆
SOY-KUFU 四条大宮店
〒600-8383 京都府京都市下京区大宮通綾小路下る綾大宮町60 シェルハイム中塚 201
075-366-3013