デザインカラーの種類と選び方|ハイライト・インナー・バレイヤージュ

デザインカラーは、色を入れる位置・範囲・明るさの差で印象が変わります。代表的な7種類の特徴を知り、普段の髪型や退色後の見え方、施術の負担まで含めて相談しましょう。

デザインカラーは、色を入れる位置や明るさの差を使って、ヘアスタイルの印象を変える方法です。

デザインカラーは、ヘアスタイルに深みやアクセント、個性を加えるのに非常に効果的です。

ワンカラーでは不可能なニュアンスが表現できるので、デザインの幅が広がります。

この記事では、代表的なデザインカラーの技法や特徴と使い方について詳しく解説していきます。

デザインカラーの種類

主なデザインカラーの種類をご紹介します。

ハイライト&ローライト

ハイライトは、髪に筋状に明るい部分を作ることで立体感を出す技法です。

髪の毛の表面や特定の部分に明るさをプラスすることで、光の反射や陰影を生み出し、ボリュームや奥行きを強調します。

髪全部を明るくするわけではないので、ナチュラルに全体を明るく見せることもできます。

ハイライトの太さや、ベースの髪色とのコントラストで印象が変わります。

ベースの髪色との明るさや色味の差をつけるとハイライトを目立たせることができ、その差を小さくするとよりナチュラルに仕上がります。

また、ハイライトで明るくしたところに狙ってカラーを入れて、全体ブリーチをせずとも鮮やかな色味を表現することも可能です。

ローライトは、明るめのベースの髪の毛に、暗めの色を加えるヘアカラーテクニックです。

髪の毛の中に暗めの色を配置することで、立体感や自然な陰影を与える効果があります。

ハイライトとローライトを組み合わせて、スタイルに奥行きを演出するのもおすすめです。

バレイヤージュ

バレイヤージュは、フランス語で「掃く」という意味の言葉で、言葉の通り箒で掃くようにハケで薬剤を塗っていく技法です。

バレイヤージュは、ハケで明るさを描くように入れる技法です。根元から毛先へ自然な明るさの変化をつけるデザインにも用いられますが、グラデーションカラーとは同じ意味ではありません。

繊細な技術が求められるため、信頼できる美容師にお任せすることをおすすめします。

インナーカラー

インナーカラーは、髪の内側に色を入れることで、立体感やアクセントを演出する技法です。

髪をアップやポニーテールにすると、インナーカラーがちらりと覗くことで、個性的でおしゃれな印象を与えます。

ショートからロングまで幅広く活用できるため、様々なシーンで魅力を発揮します。

インナーカラーは染める範囲を限定できますが、その部分にブリーチなどの負担がかかります。範囲が小さくても傷まないわけではなく、退色後の色味や根元が伸びたときの見え方も相談しましょう。

入れる範囲や場所によって、印象を変えることができます。

イヤリングカラーはインナーカラーの一種で、髪を耳にかけた際にさりげなく現れるカラーです。

アンブレラカラー

髪の表面と内側で色を分けるデザインです。表面をブリーチなどで明るくし、内側を暗くする組み合わせが一例です。

傘のように明るいカラーが被さることから、この名前がつけられました。

このカラーリング方法は、髪の表面が明るく輝き、内側に入れた暗めの色が立体感や奥行きを演出する効果をもたらします。

アンブレラカラーの特徴は、明るい色と暗めの色の対比を生かした鮮やかなカラープレイです。

ウルフスタイルなど、カットの段差に合わせて表面と内側の見え方を調整することもできます。

フェイスフレーミング

フェイスフレーミングとは、顔まわりを囲むように明るめやコントラストのある色味を入れるカラーの技法です。

顔まわりは目に入りやすいため、入れる幅とベースとの明るさの差で印象が変わります。

顔まわりに色味をプラスすることで、表情を明るく見せたり、顔色を良く見せる効果も期待できます。

性別にかかわらず、前髪や顔まわりの長さに合わせて取り入れられます。

グラデーション

グラデーションカラーは、髪の毛に段階的な色の変化を生み出す技法です。

髪の根元から毛先にかけて、色のトーンや明るさを徐々に変化させることで、柔らかなグラデーション効果を作り出します。

グラデーションカラーの特徴は、自然な陰影や深みを髪に与えることができる点です。

明るい色から暗い色への移行や、同系色の異なるトーンを使用することで、髪の立体感や奥行きを演出することができます。

色の選択によって、ナチュラルな仕上がりでもクリエイティブな仕上がりでも可能です。

裾カラー

裾カラーは、髪の毛の裾部分に色を入れることで、スタイルに変化を演出する技法です。

全体を明るくしたり、鮮やかな色味にするのは勇気が出ないけれど、興味があってやってみたい方が挑戦しやすいスタイルです。

髪の毛の裾に色を加えることで、ワンカラーでは表現できない色味のニュアンスが表現できます。

裾カラーは、髪の毛の長さやカットのスタイルによって表情が変わります。

デザインを決める前に相談したいこと

希望の色だけでなく、普段の分け目、結んだときの見え方、職場や学校で許容される明るさ、次に来店できる時期も伝えましょう。ブリーチの必要性や回数は、地毛の色・染毛履歴・希望色で変わり、一度で希望どおりに仕上げられない場合もあります。

酸化染毛剤を使うときは、毎回、使用48時間前から製品の説明に従って皮膚アレルギー試験を行います。過去にかぶれたことがある場合は使用せず、美容師に伝えてください。頭皮に傷や炎症がある場合も、予定を優先せず相談しましょう。

参考:日本ヘアカラー工業会:ヘアカラーに関するQ&A

まとめ

デザインカラーをプラスすることで、個性や魅力をアップすることができます。

自然なものからデザインを際立たせたものまで、バランスを考えながら施術することで、立体的な質感や華やかさを引き出すことができます。

デザインカラーはヘアスタイルとの組み合わせで、様々なパターンを生み出せます。

あなたの個性と魅力を引き立てる、あなただけの素敵なヘアスタイル&カラーを見つけていきましょう。

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