みなさんこんにちは!SOY-KUFUの尾野です。
髪の生えかわりと、毛先のパサつきは、分けて考えるとケアを選びやすくなります。ここでは毛周期の基本と、日々のダメージケアの基準を整理します。
髪が生えかわる毛周期
髪を作る毛包には、毛が伸びる成長期、成長が落ち着き毛包が縮小する退行期、次の成長に備える休止期があります。髪ごとに周期が異なるため、頭全体が同時に成長期や休止期になるわけではありません。
成長期の長さには個人差・毛包ごとの差があります。詳しい仕組みは日本皮膚科学会「毛が伸びる、または生えかわる仕組み」をご覧ください。
毛周期と髪の傷みはどう違う?
毛周期は毛包での生えかわりの話です。一方、普段触れている髪は、カラーや熱、摩擦などの影響で手触りや強度が変わることがあります。休止期だから必ず傷みやすい、成長期だから毛先へ栄養を塗れば成長が進む、という使い分けはしません。
トリートメントは髪の感触やまとまりを整え、補修するものです。毛周期を調整する治療ではなく、傷んだ髪を生える前の状態へ完全に戻すものでもありません。
シャンプー・トリートメントの選び方
シャンプーは頭皮の状態と洗い上がりで
べたつき、乾燥感、整髪料の使用量などを考え、洗い上がりが合うものを選びます。天然由来やオーガニックという表示だけで、刺激の少なさや相性は決まりません。かゆみや赤みが続く場合は、製品を次々と替える前に皮膚科へ相談してください。
トリートメントは傷み方と仕上がりで
毛先の絡まりやパサつきが気になるのか、重くならずにまとまりがほしいのかを基準に選びます。ヘアマスクを含め、使用頻度や放置時間、コンディショナーと併用する順番は製品表示に従いましょう。
製品の区別や使い方がメーカー間で統一されているわけではありません。花王のリンス・コンディショナー・トリートメントの解説も参考になります。
オイルやミルクは少量から
洗い流さない製品は、使える髪の状態と使用量を確認し、中間から毛先を中心になじませます。髪用オイルを毛根への栄養補給と考えず、滑りやツヤ、まとまりを整える目的で使いましょう。頭皮に使う場合は、頭皮用と表示された製品を選びます。
熱・摩擦・カラーの負担を減らす
- タオルで強くこすらずに水気を取り、絡まりは毛先から少しずつほどく。
- ドライヤーの熱風を一か所に当て続けず、機器の説明書に従って乾かす。
- アイロンは使用可能な髪の状態を確認し、必要以上の温度や繰り返しを避ける。
- カラーや縮毛矯正、ブリーチの履歴を美容師へ伝え、施術を重ねる部分を相談する。
熱保護をうたう製品でも、熱の負担をすべてなくせるわけではありません。カラー後も、製品を多く重ねることより、髪の状態に合ったケアと丁寧な扱いを続けましょう。
抜け毛が気になるときの相談
急に抜け毛が増えた、部分的に抜ける、地肌が見える範囲が広がる、頭皮に炎症がある場合は、毛周期だからと決めつけず皮膚科へ相談してください。美容室では毛先の傷みや扱いにくさを相談し、髪の状態に合う仕上げ方を一緒に考えましょう。