朝は整っていた髪が、雨の日の外出で広がったり、前髪だけうねったりすることがあります。完全に崩れないことを目指すより、朝の準備と外出先で直せる方法を用意しておくと過ごしやすくなります。

朝は根元のくせを整え、内側まで乾かす
寝ぐせがある部分は必要な範囲を湿らせ、根元の向きを整えながらドライヤーで乾かします。表面だけで終わらせず、襟足や耳の後ろなど内側の湿りも確認しましょう。
毛先を整えるときは髪の流れに沿って風を当て、同じ場所に熱を当て続けないようにします。アイロンを使う場合は髪を乾かしてから、機種の説明書に従い低めの温度から短時間で仕上げてください。
オイルとスプレーは目的が違います
オイルやクリームは、主にツヤや手触り、毛束感を整えるために使います。手のひらに広げて毛先から少量ずつなじませ、根元や前髪につけすぎないようにしましょう。オイルを多くつければ湿気を完全に防げるわけではありません。
形を保ちたい場合は、キープ用のスプレーを仕上げに使う方法があります。髪型を整えてから、製品表示の距離・量を守って使ってください。固まった髪を強くとかしたり、整髪料をつけた上からアイロンで直したりすることは避けます。
ジェルやワックスも製品ごとに仕上がりや固まり方が異なります。すべてのジェルが手直しに適する、すべてのワックスが速乾というわけではないため、希望する質感と使い方を確認して選びましょう。

外出先で濡れたら、まず水分をやさしく取る
雨に濡れた部分は、ハンカチやタオルで挟むようにして水分を取ります。強くこすって伸ばしたり、濡れたまま一般的なヘアアイロンを当てたりしないでください。
乾かせる場所があれば、根元の向きを整えてから毛先を直します。乾かせないときは、ピンで前髪を留める、低めに結ぶなど、形を変えて対応するのも一つの方法です。製品を何度も重ねると重さやべたつきにつながるため、必要最小限にします。
低めのひとつ結び・ハーフアップを用意する
低めのひとつ結びは、首元の広がりをまとめたいときに使いやすいアレンジです。顔周りまで強く引っ張らず、必要に応じてピンで短い毛を留めます。痛みが出るほどきつく結ばないようにしましょう。
長さを見せたいときは、表面や顔周りの髪をハーフアップにすると、広がりが気になる部分をまとめやすくなります。レイヤーの位置によって短い毛が落ちるため、ゴムだけで難しい場合はピンやクリップを併用してください。
シャンプーだけでくせを変えようとしない
シャンプーは頭皮の洗い上がりに合わせて選び、コンディショナーやトリートメントで毛先の指通りを整えます。広がりケアを目的とした製品でも、もともとのくせがなくなる、雨でも必ず崩れないというものではありません。
洗髪後はこすらず水分を取り、乾かしてから休みましょう。絡まりやすい毛先には製品表示に沿ったケアを続け、熱や摩擦の当てすぎを減らすことも大切です。

扱いにくい場所を美容室で伝える
前髪だけうねる、表面が浮く、毛先が広がるなど、気になる場所を伝えると相談しやすくなります。普段結ぶか、アイロンを使うか、外出先で直す時間があるかも共有してください。
髪型やケア、必要に応じた施術の選択肢を、今の髪質と履歴に合わせて考えましょう。道具を増やす前に、乾かし方と少量の仕上げでどこまで整えられるかを確かめてみてください。
参考:花王:スタイリング剤の種類と役割、Panasonic:ヘアアイロンの基本の使い方。
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