髪のボリュームが気になると、育毛用品をいくつも試したくなるかもしれません。まずは「抜け毛が増えた」「分け目が広がった」「毛先が切れている」など、どんな変化があるかを整理することから始めましょう。

抜け毛の変化を記録し、原因の判断は医療機関へ
抜け毛は日常的にも起こりますが、原因にはさまざまなものがあります。体調や生活の変化からしばらく後に抜け毛が増える場合もあり、見た目だけで原因を決めることはできません。急に増えた、部分的に抜けた、分け目や生え際の変化が続く、頭皮の赤み・痛み・かゆみがある場合は、皮膚科へ相談してください。
いつ頃から、どの部分に、どんな変化があるかを記録しておくと相談しやすくなります。同じ明るさ・角度で時々写真を残す方法もあります。使用中の薬やサプリメント、体調の変化も伝えましょう。薬が関係していると思っても、自己判断で中止せず処方した医師に相談してください。
洗髪は頭皮を清潔に保つために行う
シャンプーは髪と頭皮の汚れを落とすためのものです。「育毛シャンプー」という名称だけで発毛効果があると判断しないでください。洗浄後のつっぱりやかゆみ、皮脂の状態を見ながら選び、爪を立てずに洗って十分すすぎます。洗う回数や量は汗・汚れと製品の使い方に合わせましょう。
かゆみや赤みを強くこすって落とそうとしたり、マッサージで治そうとしたりしないでください。製品を使って異常が出たら使用を控え、症状が続く場合は受診します。
トリートメントは毛先の手触りや絡まりのケアに
コンディショナーやトリートメントは、傷んだ毛先の手触りを整え、絡まりや摩擦を減らすために使います。毛根を治療して髪を増やすものではありません。塗る場所や量、すすぎ方は製品表示に従ってください。
髪を強く引っ張る結び方や無理なブラッシング、同じ場所への長時間の熱は控えます。きつく結んだ際に痛みがあるなら緩め、傷んだ髪にはカラーやパーマの間隔・施術内容を美容師と相談しましょう。

食事は偏りを見直し、サプリメントを増やしすぎない
食事では、主食・主菜・副菜などを組み合わせ、極端な食事制限を避けることを基本にします。肉・魚・卵・豆類などのたんぱく質源も、食べられるものを取り入れましょう。特定の食品だけで薄毛が治るわけではありません。
ビオチンなどのサプリメントを飲めば誰でも髪が増えるという根拠は十分ではありません。栄養不足が疑われるときは、必要性を医療機関で確認しましょう。ビオチンは一部の検査結果に影響することがあるため、摂取している場合は受診時に伝えてください。
育毛用品や機器は目的と対象を確認する
頭皮用の化粧品、医薬部外品の育毛剤、医薬品の発毛剤では、目的や効能、使用できる人が異なります。商品名や「毛根にアプローチ」という表現だけで選ばず、製品表示を確認してください。発毛剤は薬剤師や医師に相談し、自分の症状や年齢などが対象に当てはまるか確かめましょう。
レーザーなどを使う機器も、製品や対象となる脱毛症、使用条件によって判断が変わります。原因が分からないまま、シャンプー・トニック・サプリメント・機器を一式そろえる必要はありません。まず診断や相談を受け、取り入れるものを整理しましょう。

美容室では髪の見え方と日常の扱い方を相談する
美容室では、ボリュームを出しやすい長さ、分け目、乾かし方、整髪料の量などを相談できます。カットやトリートメントは、髪の形や扱いやすさを整える施術です。脱毛症の診断や治療は医療機関の役割となります。
四条大宮のSOY-KUFUでは、気になる部分と普段のセット方法を伺いながら、無理のないスタイルやケアを相談できます。医療機関で治療中の場合は、施術に関する指示もお伝えください。
参考:米国皮膚科学会:抜け毛と脱毛について、米国NIH:ビオチンの消費者向け情報
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