冬は暖房や衣類との摩擦などで、髪のパサつきや静電気が気になることがあります。製品を増やす前に、洗う・整える・乾かす手順と、今の髪の状態を確認しましょう。

シャンプーは頭皮を洗い、毛先はこすりすぎない
「保湿シャンプー」という名前や特定の成分だけで、自分に合うかは決まりません。使用後の頭皮のつっぱり、かゆみ、髪のきしみなども確認し、製品の説明に従って使いましょう。
十分に予洗いしてから泡を広げ、指の腹で頭皮をやさしく洗います。毛先を重点的にもんだり、髪同士を強くこすり合わせたりする必要はありません。すすぎ残しがないように洗い流します。
トリートメントで指通りを整える
コンディショナーやトリートメントは、髪の指通りやまとまりを整えるためのケアです。傷んだ毛先を中心に、製品に指定された量・付ける場所・放置時間・すすぎ方を守って使ってください。頭皮用と表示のないものを、頭皮へ大量に塗り込むのは避けましょう。
名称による機能や使い方はメーカーで統一されていません。詳しくは花王のコンディショナー・トリートメントの説明をご覧ください。
カットは毛先と形を整えるために
枝毛や引っかかりが気になるときは、その部分をカットする方法があります。切ったことで残った髪が再生するわけではありませんが、傷んだ毛先を取り除き、形を整えられます。
カット周期は、髪型・伸ばす予定・毛先の状態に合わせて決めます。すべての人に6〜8週間が必要とは限りません。また、髪が長いことだけでフケやかゆみの原因を説明したり、カットを治療の代わりにしたりはできません。

オイルとドライヤーは使い方を確認
洗い流さないトリートメントやオイルは、毛先に少量からなじませ、べたつかない量に調整します。濡れた髪に使う製品か、乾いた髪の仕上げ用かを確認してください。付けるだけで枝毛が元に戻るわけではありません。
タオルで水気を押さえた後、ドライヤーを動かしながら根元から乾かします。一か所に熱風を当て続けず、機器の説明に従って距離を取りましょう。帽子やマフラーに髪が引っかかったときも、強く引っ張らずにほどきます。
室内環境と頭皮の状態も確認する
室内の乾燥が気になる場合は湿度計を参考にし、加湿器を使うときは説明書どおりに水の交換と清掃を行います。結露するほど加湿したり、髪に蒸気を直接当てたりする必要はありません。
食事は偏りを減らすことを基本とし、特定の食材やサプリメントで今の毛先へ直接水分を補給できるとは考えないようにしましょう。頭皮にかゆみや赤みがある場合は、マッサージでこすらず、続くときや悪化するときは皮膚科へ相談してください。

美容室では困る場面を具体的に伝える
「洗った後に絡む」「毛先だけ広がる」「オイルを付けると重くなる」など、困る場面と使っている製品を伝えると、ケアとカットの相談がしやすくなります。まずは毎日の摩擦を減らし、髪の状態に合った量で整えることから始めましょう。
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