頭皮マッサージのやり方と注意点|力加減・道具・避けたい刺激

頭皮マッサージは、指の腹でやさしく行い、心地よい範囲にとどめましょう。強くこする、髪を引っ張る、痛いほど押す方法は避けてください。薄毛や抜け毛の治療の代わりになるものではありません。

頭皮をほぐす時間を、気分転換に取り入れたい方へ。自宅で行う際の基本と、力を入れすぎないための注意点を紹介します。

期待することと、できないこと

やさしく頭皮に触れることで、心地よさやリラックス感を得られる場合があります。ただし感じ方には個人差があり、強く長く行うほどよいわけではありません。

頭皮の血行の変化と、脱毛症が治ることは同じではありません。皮脂の分泌を整える、かゆみを治す、薄毛を防ぐ、睡眠の質を必ず上げるといった効果を一律に期待しないようにしましょう。抜け毛が増えたり地肌の見え方が変わったりしたときは、マッサージだけで対応せず皮膚科へ相談してください。

指の腹で行う基本の手順

1.手を清潔にし、爪が頭皮に当たらないようにします。髪が絡んでいる場合は無理に引っ張らず、先にやさしくほぐしてください。傷や湿疹、痛みがある部分には行いません。

2.両手の指の腹を左右の側頭部にそっと当て、小さな円を描くように頭皮をゆっくり動かします。指で表面をこすり続けず、心地よい程度の軽い力にとどめます。

3.指を当てる位置を少しずつ変え、無理なく届く頭頂部や後頭部も同じようにやさしく行います。髪を引っ張ったり、頭皮に爪を立てたりしないでください。

4.短時間から試し、気持ちよいところで終えましょう。痛みや気分の悪さを感じたら中止してください。首を強く押したり、無理にひねったりする必要はありません。

オイルやブラシは必須ではない

指だけでも行えます。オイルなどを使いたい場合は、頭皮に使用できる製品か、洗い流す必要があるかを表示で確認してください。毛先用のオイルや、用途が分からない製品を頭皮に使うのは避けましょう。刺激や赤みが出たら使用を中止します。

頭皮用ブラシや電動機器は、それぞれの説明書にある使用部位・時間・力加減を守ります。手より効果が高いとは限りません。指用の金属リングなど、頭皮用と確認できない道具で頭皮を刺激しないでください。

頭皮に症状があるときは控える

かゆみ、赤み、湿疹、痛みがあるときは、こすって解消しようとせず、症状が続く場合は皮膚科へ相談してください。カラーなどの後に刺激が残っている場合も無理に行わないようにします。

美容室では普段の頭皮の洗い方や、心地よい力加減を相談できます。頭皮マッサージは日常の気分転換として取り入れ、髪を増やすために痛みを我慢して続けることは避けましょう。

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