
夏は「色落ち」「広がり」「根元のつぶれ」「海水浴後のきしみ」など、困る場面がさまざまです。原因をひとまとめにせず、それぞれに合う対策を確認しましょう。
紫外線:帽子や日傘で日差しを避ける

紫外線は髪の色素やタンパク質に影響し、退色や手触りの変化につながることがあります。長時間の外出では帽子や日傘、日陰を活用しましょう。髪用のUVケア製品は、使用できる部位と使い方を確認してください。
トリートメントで手触りを整えることと、紫外線を防ぐことは別です。カラーの退色やパーマの持ちも、紫外線だけでなく髪の状態や日々の扱い方などに左右されます。
頭皮に赤みや痛みがある場合は、こすったり刺激のある製品を重ねたりしないでください。症状が強い、続く、抜け毛も気になる場合は皮膚科へ相談しましょう。毛先の傷みと毛根からの抜け毛は分けて考えます。
湿気:広がる場所とつぶれる場所を分けて整える

髪は周囲の湿度の影響を受け、うねりが出たり、セットした形が崩れたりします。広がる髪もあれば、根元がつぶれやすい髪もあり、湿度が高いと全員同じ状態になるわけではありません。
朝は根元の向きを整えてから乾かし、必要な部分に整髪料を少量ずつ使います。毛先の広がりにはまとまりを補う製品、立ち上がりの維持にはホールド力のある製品など、目的を分けて選びましょう。

つぶれやすい根元へオイルを大量に付けると、かえって重く見えることがあります。湿気の多い日は、無理に真っすぐを保とうと何度もアイロンを当てず、ゆるいまとめ髪なども選択肢にしてください。
汗をかいたら清潔なタオルで押さえ、帽子などの蒸れも調整します。かゆみや炎症の原因は湿気だけとは限らないため、続く場合は相談が必要です。
海水:入る前と出た後に真水ですすぐ

海水に繰り返し触れたり、塩分を残したりすると、髪のきしみや絡まり、色落ちが気になることがあります。Cleveland Clinicの海水と髪のケアの説明では、泳ぐ前後に真水ですすぐ方法が紹介されています。
海に入る前は真水で髪を濡らし、出た後もできるだけ早く塩分をすすぎます。帰宅後などにやさしく洗髪し、コンディショナーで指通りを整えましょう。オイルやコンディショナーを使う場合も、表示と施設のルールを守ってください。
絡まりは毛先から少しずつほどき、引っかかったまま強く引っ張らないようにします。タオルで水気を押さえた後は、根元から乾かしてください。
退色が気になる場合でも、色付きのトリートメントを無条件に重ねると、希望と異なる色になることがあります。髪色と今後の施術に合うものを美容師へ相談しましょう。
帰宅後は状態に合わせてケアする
毛先のパサつきには製品の使用量や乾かし方を見直し、枝毛や切れ毛が多ければカットも相談できます。頭皮の赤みや痛み、急な抜け毛がある場合は、保湿だけで解決しようとせず医療機関で相談してください。
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