美容院で染めるまでの間、分け目や生え際の白髪だけを目立ちにくくしたいことがあります。白髪カバー用品は「今日だけ隠したい」のか「少しずつ色をつけたい」のかで選び分けましょう。

今日だけなら、部分用マスカラ・パウダー・スプレー
髪の表面に色をのせる一時染毛料は、シャンプーで落とすタイプが基本です。マスカラ状、スティック、ペンシル、パウダー、スプレーなどがあります。製品によっては繰り返し使うことで色が残るタイプもあるため、表示を確認してください。
生え際の数本には細かく塗れるブラシやスティック、分け目にはパフやブラシでつけるパウダーなど、気になる範囲に合わせて選びます。スプレーは周囲に飛びやすいので、衣服を保護し、顔や目に向けず説明どおりに使いましょう。
汗・雨・こすれによる色移りを確認する
「ウォータープルーフ」などの表示があっても、濡れ方や摩擦によって色移りする場合があります。塗った後に触っても色がつかないか確認し、乾燥が必要な製品は十分に乾かします。帽子、枕、タオルへの付着にも注意しましょう。
すべてのマスカラが数日持つ、すべてのパウダーやファイバーが一日中雨に強い、といった共通の性能はありません。持続や落とし方は商品ごとに確かめます。

色をつけたいなら、白髪用カラートリートメントなど
カラートリートメントやカラーリンスは、染料で髪に色をつけながら手触りを整える製品です。染まり方・色持ち・必要な回数は髪質や白髪の量、製品によって異なります。黒髪を明るくする一般的なヘアカラーとは仕組みが違います。
「カラーシャンプー」には、ブリーチ後の色味を補う用途のものもあります。白髪カバーが目的なら、白髪用か、仕上がり例と使い方を確認しましょう。使用量・放置時間・頻度は表示に従います。
薄毛カバー用品・部分ウィッグは用途が異なる
ヘアファイバーは、髪に細かな繊維を付着させ、地肌の見え方をカバーする目的の製品があります。白髪を染めるものとは限らないため、白髪が気になるのか、分け目の地肌が気になるのかを分けて選びましょう。
広い範囲をカバーしたい場合は部分ウィッグなども選択肢です。エクステンションは取り付ける位置や方法によって負担がかかるため、白髪隠しの万能な方法と考えず、装着感や手入れも相談してください。
色選びと使用前の確認ポイント
白髪以外の髪色となじむ色を、メーカーの色見本で確認します。暗すぎる色を広く塗ると境目が目立つ場合があるため、使い方に従い少量から調整しましょう。
一時染毛料やカラートリートメントでも刺激やアレルギーが起きないとは限りません。頭皮に異常があるときは使用せず、赤みやかゆみが出たら中止してください。製品表示に皮膚テストの指示があれば従います。酸化染毛剤のヘアカラーは別の種類で、毎回48時間前のパッチテストが必要です。過去にヘアカラーでかぶれた方は、同じ種類の染毛剤を再使用しないでください。

美容院へ行く前に使用履歴を伝える
カバー用品やカラートリートメントを使った場合は、商品名・色・最後に使った日を美容師に伝えましょう。次のカラーの仕上がりに影響する場合があるため、予約時に伝えると相談しやすくなります。
白髪を隠すか、なじませるか、そのまま楽しむかも含めて選べます。カバーしたい範囲と手入れにかけられる時間を基準に、続けやすい方法を相談してください。
参考:日本化粧品工業会:ヘアカラーリング剤の種類と仕組み、日本ヘアカラー工業会:安全な使用について。
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