機能が多いドライヤーほど自分に合うとは限りません。乾かす時間、腕の疲れ、熱さ、仕上がりなど、今困っていることを一つずつ確認すると選びやすくなります。

ワット数と風量は別の指標
ワット数は消費電力を表すもので、大きいほど風量が大きいとは限りません。風量や風の当たり方、温度との組み合わせも確認しましょう。使用するコンセントなどの条件は、取扱説明書に従ってください。
風量の数値を比較する際は測定条件や使用モードも確認します。強い風で全体を乾かし、前髪や仕上げは風量を下げるなど、使い分けができると便利です。

温度と風量を調整しやすいか
熱さが気になる場合は、温度を下げる設定や温冷切り替えの使いやすさを確認しましょう。自動調整機能の内容は機種ごとに異なるため、どのモードで何を調整するのかを製品情報で確認します。
温度調整機能があっても、髪や頭皮への近づけすぎ、同じ場所への長時間の送風は避けます。機能が熱ダメージを完全に防ぐわけではありません。

重さ・持ちやすさ・収納も確認
本体の重さだけでなく、握ったときのバランス、ボタンの位置、コードの扱いやすさも確認しましょう。付属ノズルをつけた状態や、実際に乾かす姿勢で持てると判断しやすくなります。
ディフューザーなどの付属品は、作りたいスタイルに必要かを考えます。対応する付属品や取り付け方は機種の案内に従い、吸込口・吹出口をふさがないように使用してください。

イオンやスキンモードは機種ごとの説明を読む
イオン、コーティング、保湿などの機能は、名称だけで同じ効果とは判断できません。メーカーが示す試験条件や対象の機種を確認し、髪が再生する、どの製品でも同じように潤うといった受け取り方は避けましょう。
顔に使える専用モードを備える機種もありますが、通常の温風を顔へ当てる使い方ではありません。対応機種の指定モード・距離・時間を守ってください。顔のマッサージや美容成分の浸透、肌の引き締めを、すべてのドライヤーの効果として期待するものではありません。

基本の乾かし方はタオルドライと根元から
先にタオルで水分を押さえ、強くこすらないようにします。ドライヤーは説明書に沿った距離で動かし、指で髪を分けながら根元と内側から乾かしましょう。
根元が乾いたら中間・毛先へ進み、毛流れに沿って整えます。絡まりを無理に引っ張ったり、乾いた毛先だけを繰り返し加熱したりしないようにしてください。
仕上げに冷風で形を整える方法もありますが、冷風で傷んだキューティクルが修復するわけではありません。襟足や耳の後ろなどの乾き残りも確認しましょう。

手入れと異常時の対応も確認
吸込口やフィルターのお手入れ方法は、機種の説明書で確認します。電源を切り、プラグを抜いてから行いましょう。異常な熱や焦げたにおい、コードの傷みがあるときは使用を中止し、メーカーへ相談してください。
選ぶときは「早く乾かしたい」「熱さを抑えたい」「軽く持ちたい」など、優先する条件を決めると比較しやすくなります。価格や機能名だけでなく、毎日無理なく使えるかを確かめましょう。

参考:テスコム「ドライヤーの選び方」、パナソニック「ナノケアのスキンモード」。
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