頭頂部がぺたんとする、前髪がすぐに割れるなど、ボリュームの悩みは場所によって違います。まず自宅での乾かし方と製品の量を見直し、それでも扱いにくい場合にカットやポイントパーマを相談してみましょう。

根元をふんわり乾かす手順
1. 寝ぐせやつぶれた根元を直すときは、必要な部分を根元から湿らせます。毛先だけを濡らしても、根元の向きが戻らないことがあります。
2. タオルで余分な水分を取り、指で根元を軽く起こしながらドライヤーの風を通します。同じ分け目で固めず、左右に動かして乾かすと調整しやすくなります。

3. 根元や内側に乾き残しがないか確認し、形を整えたら冷風などで室温程度に冷まします。温まった髪は形が変わりやすいため、冷めるまで強く押さえつけないようにしましょう。
冷風で「キューティクルを閉じるから必ず長持ちする」という説明ではありません。湿度、汗、髪の長さ、製品の重さでも仕上がりは変わります。
ブラシやカーラーを使うときの注意点

ブラシは強く引っ張らず、髪が絡まらない範囲で使います。ドライヤーを同じ場所に長く当てず、機器の使用説明に従って距離や温度を調整してください。
カーラーなどを使う場合も、対応する髪の状態や熱の使用可否を製品表示で確認します。根元を強く挟むだけでボリュームが保てるとは限りません。痛みや引っ張られる感じがある使い方は避けましょう。
スタイリング剤は目的と使うタイミングで選ぶ

乾かす前に使うボリューム用のベース剤と、仕上げの形を保つスプレーでは役割が異なります。「スプレーだから根元へ」「ムースなら必ず長持ち」と一律に使わず、濡れた髪・乾いた髪のどちらに使うか、量と塗布する位置を確認しましょう。
ワックスやクリームは束感や動きを調整する選択肢です。重くなりやすい髪には少量からなじませ、オイルも毛先を中心に調整します。すでにつぶれている髪に多く重ねるより、一度根元の形を整えてから仕上げる方が扱いやすくなります。

スプレーは指定の距離から使い、頭皮へ直接吹きつけてマッサージするような使い方は避けてください。固まるタイプをつけた後に無理にブラシを通すと引っかかるため、仕上がりを確認しながら少しずつ使いましょう。
ポイントパーマは出したい場所を具体的に相談
ポイントパーマは、部分的に動きやカールを加える施術です。「頭頂部をふんわり」「前髪を流したい」など、希望する場所と仕上がりを伝えます。髪の太さだけでロッドの太さを決めることはできません。
薬剤による負担があるため、ブリーチや縮毛矯正を含む施術履歴を伝え、現在の状態で可能か確認しましょう。かければ必ず乾かすだけで仕上がるわけではなく、自宅で必要なセット方法も聞いておくことが大切です。
セットで変わるボリュームと、髪の変化は別
ここで紹介した方法は、見た目のふんわり感を整えるものです。毛量を増やす方法ではありません。急な抜け毛や部分的な薄毛、頭皮の症状がある場合は、スタイリングだけで対応し続けず皮膚科に相談してください。
参考:花王 ヘアスタイルがくずれるメカニズム/日本パーマネントウェーブ液工業組合 はじめてのパーマ
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