頭皮ケアの基本|洗い方・保湿・マッサージと、かゆみが続くときの相談

頭皮ケアは、汚れをやさしく洗い流し、すすぎ残しと強い摩擦を避けることから始めましょう。頭皮の色だけで健康状態を判断せず、かゆみ・赤み・フケ・痛みが続く場合は、ケア用品を足し続ける前に皮膚科へ相談してください。

頭皮のべたつきや乾燥が気になると、洗う回数を増やしたり、クレンジングやマッサージを足したくなることがあります。まずは、普段の洗い方と使っている製品、症状が出るタイミングを見直しましょう。

頭皮の色だけで健康状態は分かりません

頭皮の見え方は、もともとの肌の色や照明、髪の密度などでも変わります。「青白ければ健康」「黄色なら皮脂の酸化」「茶色なら老廃物」「赤いから血行不良」と、色だけで原因を決めることはできません。

見るときは、以前と比べた変化に加えて、かゆみ・痛み・フケ・傷・湿疹の有無を確認します。美容室で見える範囲を確認することはできますが、病気の診断や治療は医療機関の役割です。

シャンプーは量・力・すすぎ方を見直す

熱すぎないお湯で頭皮と髪を十分に濡らし、製品の使用量を目安にシャンプーを使います。量を多くすればよく洗えるとは限りません。指の腹で頭皮をやさしく洗い、爪を立てたり、髪同士を強くこすったりしないようにしましょう。

洗う頻度は、汗・皮脂・整髪料の使用と頭皮の乾燥具合に合わせます。べたつくからと何度も洗う、かゆいから強くこする、といった対応は刺激を増やすことがあります。

生え際・耳の後ろ・襟足まで流す

髪を軽く分けながらお湯を頭皮へ届かせ、泡や洗浄剤が残らないようにすすぎます。耳の後ろや襟足は見落としやすい部分です。すすぎの際に強いマッサージを加える必要はありません。

毛先用のトリートメントは、頭皮にも使える表示がない限り、毛先を中心に使用します。洗髪後はタオルで押さえて水気を取り、ドライヤーを動かしながら根元や内側も乾かしましょう。

頭皮用の保湿剤は用途を確認

乾燥感があるときは、頭皮への使用を想定した製品を選び、量・頻度・洗い流す必要があるかを確認します。顔用の化粧水や毛先用オイルを、そのまま頭皮用として代用することは避けましょう。

使用後にしみる、かゆい、赤くなるなどの変化があれば使用を中止し、症状が続く場合は相談してください。「天然」「植物由来」「無添加」という表示だけでは、自分に刺激がないかは判断できません。

マッサージは気持ちよい範囲で短時間に

頭皮マッサージは、リラックスのための手入れとして取り入れる方法の一つです。血流の一時的な変化があっても、発毛や抜け毛の改善、顔のたるみの解消を保証するものではありません。

指の腹を当て、痛くない範囲で軽く動かします。爪を立てる、強く押す、髪を引っ張る、長時間こすり続けることは避けます。傷・湿疹・痛みのある部分には行わず、マッサージ機器を使う場合は説明書を守ってください。

食事・水分・睡眠は日々の体調管理として

主食・主菜・副菜を組み合わせる食事と、生活や活動量に合った水分補給を心がけましょう。水を多く飲めば頭皮の乾燥や毛先のパサつきが治るわけではありません。水分量について医師から指示がある方は、その指示に従ってください。

睡眠や休息の時間を確保することも大切ですが、頭皮の症状を睡眠不足やストレスだけのせいにしないようにします。抜け毛や体調の変化が続くときは、サプリメントを自己判断で増やす前に相談しましょう。

マッサージのタイミングは製品の使い方に合わせる

洗髪中に軽く行う場合も、シャンプーを必要以上に長く頭皮に残さず、最後は十分に流します。入浴後や就寝前に行う場合は、手を清潔にして、無理なく終えられる短い時間にしましょう。

オイルやクレンジングを使わないと汚れが落ちないわけではありません。使うなら頭皮用の表示と洗い流し方を確認します。精油の原液を頭皮へつけたり、毛穴が開くからと加温して浸透させようとしたりすることは避けてください。

育毛剤や頭皮の治療薬を使用中の場合は、塗布の前後にマッサージしてよいかも製品の説明や医師・薬剤師の指示に従います。

かゆみやフケが続くときの相談先

頭皮のかゆみには、乾燥だけでなく、製品による刺激やかぶれ、皮膚の病気などさまざまな原因があります。米国皮膚科学会の頭皮のかゆみの解説でも、原因に応じた対応が必要とされています。

強いかゆみ、繰り返す赤みやフケ、痛み、傷や膿、急な抜け毛がある場合は皮膚科へ相談してください。症状が出た時期、使い始めた製品、カラーなどの施術歴をメモしておくと伝えやすくなります。

美容室では日常の手入れを相談しましょう

美容室では、洗い方や乾かし方、使っているシャンプー・スタイリング剤の見直しを相談できます。ヘッドスパやトリートメントは、頭皮の病気や脱毛症の治療に代わるものではありません。

頭皮ケアは手順を増やすことより、今の状態に合う方法を無理なく続けることが大切です。刺激の少ない手入れに見直し、症状が続くときは早めに相談しましょう。

【関連記事】

加齢に負けない美しい髪を手に入れる|大人女性におすすめのシャンプー選び方

今すぐ試したい!美容師が厳選したヘアカラーと色持ちテクニック

◆◆◆発行元◆◆◆

SOY-KUFU 四条大宮店

〒600-8383 京都府京都市下京区大宮通綾小路下る綾大宮町60 シェルハイム中塚 201

075-366-3013

髪型に迷ったら、まずは気軽にご相談ください。

SOY-KUFU 四条大宮店のスタッフ・アクセスを見る