
ゆっくり髪と頭皮を整える時間を取りたい方に、ヘッドスパは選択肢の一つです。何をしてもらいたいかを明確にし、施術内容と自分の頭皮の状態に合うかを確認しましょう。
ヘッドスパの内容はメニューによって異なる

美容室のヘッドスパには、頭皮の洗浄、頭皮用製品による保湿、手技、髪のトリートメントなどを組み合わせたものがあります。すべてのメニューに同じ工程が含まれるわけではありません。
予約前に、所要時間、料金、シャンプーや仕上げの有無、使用する製品を確認しましょう。香りが苦手な方や、化粧品でかぶれた経験がある方も事前に伝えてください。
心地よい時間としてのリラックス

手技や静かな時間を心地よく感じる方もいますが、感じ方には個人差があります。強いほど効果が高いわけではないため、痛い、熱い、首がつらいと感じたら遠慮せず伝えましょう。
アロマを使う場合も、香りの好みや体調に合わせて相談してください。ヘッドスパでストレスや不眠が必ず改善するとはいえません。
洗浄・保湿と、発毛の効果を分けて考える
頭皮に合った洗浄で汚れや余分な皮脂を落とし、必要に応じて頭皮用の製品で保湿します。皮脂をすべて取り除けばよいというものではなく、強くこすらずにケアすることが大切です。
頭皮マッサージによる一時的な血流の変化が報告されていても、それだけでヘッドスパの発毛効果が証明されるわけではありません。血行をよくすれば髪に栄養や酸素が届いてツヤが増す、かゆみを防げる、と一律にはいえません。
髪のトリートメントによる手触りの変化と、新しく生える髪への効果も別のことです。薄毛や抜け毛、頭皮の病気に対する医療の代わりにはなりません。
赤み・傷・強いかゆみがあるときは先に相談する

頭皮に傷、湿疹、腫れ、痛み、強いかゆみなどがある場合は、刺激する施術を控えて皮膚科へ相談してください。抜け毛が急に増えた、円形に抜けるなどの変化も美容室だけで判断しないことが大切です。
通院中の方や頭皮に薬を使っている方は、そのことを施術前に伝えましょう。カラーやパーマ直後の刺激が気になる場合も、無理に同時施術を受けず相談してください。
自宅では無理に強く揉まない
頭皮に異常がないときに、指の腹で痛くない範囲でやさしく触れる程度から始めます。爪を立てる、髪を引っ張る、長時間こすり続けることは避け、不快感があれば中止してください。
オイルやセラムは必須ではありません。使うなら頭皮への使用が認められた製品を選び、量や洗い流しの要否を表示で確認します。毛先用の製品を、そのまま頭皮にも使えるとは考えないでください。
頻度は目的と頭皮の状態に合わせる

全員に必要な通う頻度は決まっていません。リラックスしたい、洗浄や保湿を相談したいなどの目的と、施術後の状態、予算に合わせて決めましょう。
日常は自分に合う洗髪と乾かし方を続け、気になる症状がある場合は原因に合う相談先を選んでください。
参考:頭皮マッサージの血流への影響に関する研究。この研究の血流に関する結果を、ヘッドスパ全般の発毛効果と同一視することはできません。
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