頭皮がつっぱる、シャンプーを変えるとしみるなど、製品選びに迷うことはありませんか。髪のまとまりと頭皮の使い心地を分けて考えながら、種類や表示を確認するポイントを紹介します。

ノンシリコンなら低刺激とは限らない
シリコーンは、髪の指通りや手触りを整えるために使われる成分です。配合されているかどうかだけで、シャンプーの洗浄力や頭皮への刺激の強さは決まりません。
ノンシリコンであれば汚れや残留物が特によく落ちる、頭皮に負担がない、髪への栄養吸収が高まる、といった説明は適切ではありません。きしみや絡まり、乾かした後の重さなどを見て、製品全体の洗い上がりが合うか確かめましょう。
ディープクレンジングは必要なときに
整髪料や皮脂が落ちにくいときに、クレンジングを目的とした製品が候補になることはあります。ただし、頭皮のべたつきやかゆみをすべて洗浄不足と考え、強く何度も洗うのは避けましょう。
使用頻度は製品表示を守ります。洗った後につっぱりや刺激が出る場合は、使用を見直してください。敏感な状態の頭皮を「毛穴まで徹底的に洗う」ことを目標にする必要はありません。

トリートメント入りシャンプーの見方
コンディショニング成分を配合し、洗い上がりの指通りを整える製品もあります。「トリートメントシャンプー」という名前だけでは、追加のコンディショナーが必要かどうかは判断できません。使用方法と、毛先の絡まり・乾燥などから調整しましょう。
敏感な頭皮のために確認したい表示
低刺激・敏感肌向け:製品を選ぶ参考にはなりますが、すべての人に刺激やアレルギーが起こらないという意味ではありません。過去に合わなかった製品や、分かっているアレルギー成分があれば避け、必要に応じて医師に相談します。
弱酸性:製品の性質を示す一つの情報です。弱酸性だから必ず刺激が少ないと決めず、配合や使用量、洗い方も含めて考えましょう。
無添加:何を配合していないかを確認します。防腐剤などをすべて避ければ安全になるわけではなく、無添加という言葉だけで肌への適性を判断することはできません。
香り・植物成分:香料で刺激を感じる方には無香料が候補になりますが、天然の香りや植物エキスなら安心というわけではありません。アロエやツボクサなど特定の成分が入っていることだけを選択基準にしないようにしましょう。
洗い方も一緒に見直す
髪と頭皮をぬるめのお湯で濡らし、適量のシャンプーを広げて、爪を立てずに指の腹で洗います。耳の後ろや生え際も丁寧にすすぎ、頭皮をこすり続けたり、必要以上に繰り返し洗ったりしないようにしましょう。
新しい製品を試す際も、原液を長時間皮膚に置くなど自己流のテストは避け、製品の使い方や医師の指示に従ってください。腕で問題がなかっただけで、頭皮でも必ず安全とは判断できません。

かゆみ・赤みが続くときは
使っている途中で刺激や異常を感じたら、使用を中止して洗い流します。赤み、かゆみ、湿疹、フケなどが続く場合は、乾燥や汚れだけが原因とは限らないため皮膚科へ相談してください。
美容室では、髪の手触りやまとまりに合う洗い方・ケアを相談できます。頭皮の症状がある場合は、その状態と使っている製品を伝え、無理に新しいケアを重ねないようにしましょう。
参考:花王:洗髪のQ&A、頭皮が敏感なときのシャンプー選び。
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