ヘアカラーがしみる・痛い時は?原因と対処法を美容師が解説

ヘアカラー中にヒリつき・痛み・かゆみ・赤み・腫れなどを感じたら、我慢せずすぐに担当者へ伝え、施術を中止してください。症状が続く・強くなる場合や全身に症状が出た場合は医療機関へ相談を。過去に毛染めでかぶれた方は自己判断で再使用しないでください。

カラーがしみる症状は、原因を見た目や発生時刻だけで決められません。まず取るべき対応、刺激とアレルギーの違い、施術前に確認したいことを順に解説します。

ヘアカラーがしみた時の対処法

ヘアカラーの施術前に相談するイメージ
美容室で施術中にヒリつきや痛みを感じたら、すぐに美容師へ伝えてください。症状を我慢して施術を続けず、薬剤の使用を止めて、製品の使用方法に従って洗い流すなどの対応を相談します。

カラー後にかゆみ、赤み、発疹、腫れなどが現れた場合も、使用した製品と症状が出た時刻を控え、医療機関へ相談してください。息苦しさ、めまい、じんましん、顔や首の腫れなど全身の症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

刺激とアレルギーの違い

頭皮の状態や薬剤について美容師に相談するイメージ
ヘアカラー後の不快な症状には、薬剤による刺激やアレルギー性のかぶれなど複数の可能性があります。ヒリつきの強さや症状が出た時刻だけで原因を判断することはできません。症状が出たら再使用を控え、医療機関へ相談してください。

酸化染毛剤では、これまで問題がなかった方にもアレルギーが起こることがあり、繰り返し使用するうちに発症する場合もあります。いったんかぶれた後に同じ染毛剤を使うと、症状が再び起きたり重くなったりするおそれがあるため、自己判断で再使用しないことが大切です。

ヘアカラーがしみる・かぶれる原因

カラー施術時に頭皮の状態を確認するイメージ
カラー剤の種類や成分、頭皮の状態、過去の使用歴などによって、感じ方や反応は異なります。頭皮に傷・湿疹・炎症がある時や、肌が敏感になっている時は、製品の注意書きを確認し、施術を見合わせるべきか美容師や医療機関に相談してください。

「前回は平気だった」「少しだけしみる」からといって、次回も問題ないとは限りません。また、しみる症状がないことだけでアレルギーがないとも判断できません。原因を生活習慣や頭皮の乾燥だけに決めつけず、症状が出た時は専門家に相談しましょう。

カラー前に確認したい予防策

施術前にカラー剤や頭皮について相談するイメージ

  • 酸化染毛剤を使う場合は、自宅・美容室のいずれでも、毎回染める48時間前から製品の説明書に従ってパッチテストを行う。美容室での実施方法は予約前に相談する。
  • 過去に染毛剤でかぶれたことがある場合は使用を避け、医療機関に相談する。
  • 頭皮や顔に傷、湿疹、腫れなどがある時や、体調・肌の状態に不安がある時は施術前に相談する。
  • 以前にしみた経験や、使用した製品・症状が出た時刻を美容師に伝える。

パッチテストで異常がなくても、実際の染毛時にアレルギー反応が起きないと保証されるわけではありません。テスト中や施術中に異常を感じたら使用を中止してください。サロン施術でも、既往歴や頭皮の状態は施術前に必ず伝えましょう。詳しい確認方法は日本ヘアカラー工業会のパッチテスト案内をご覧ください。

別の染め方を選ぶ時の注意点

髪と頭皮の状態に合うカラー方法を相談するイメージ
美容室では、頭皮に薬剤を付けにくい塗り方や、ヘアマニキュアなど別のメニューを相談できることがあります。ただし、薬剤を頭皮に付けない方法でも、刺激やアレルギーのリスクがなくなるとは限りません。ヘアマニキュアや植物由来の製品も、すべての方に安全とは言い切れません。

過去に染毛剤でかぶれた方は、別の製品を自己判断で試さず、まず医療機関へ相談してください。美容師には、希望の色だけでなく過去の症状も伝え、施術できる方法を一緒に確認しましょう。

ヘアカラーのしみ・かゆみに関するよくある質問

ヘアカラーの不安を美容師に相談するイメージ

カラー中にしみると伝えたら、どうなりますか?

症状と頭皮の状態を確認し、施術を中止して薬剤を洗い流すなどの対応をします。仕上がりより安全を優先し、痛みやかゆみを我慢せず早めに伝えてください。

以前かぶれたことがありますが、別のカラー剤なら使えますか?

美容師だけでは安全性を判断できません。別の染毛剤でも反応する可能性があるため、自己判断で試さず、医療機関に相談してください。

パッチテストで問題がなければ、安心して染められますか?

パッチテストは製品の説明書どおりに毎回行いますが、結果だけで実際の使用時の反応を完全に予測することはできません。使用中に異常を感じた場合は直ちに中止してください。

まとめ

頭皮に異常を感じたらヘアカラーを中止して相談
ヘアカラー中にヒリつき、痛み、かゆみ、赤み、腫れなどを感じたら、我慢せず施術を止めて担当者へ伝えましょう。症状が続く・強くなる場合や全身に症状が出た場合は、医療機関へ相談してください。

酸化染毛剤は製品説明書を確認し、毎回染める48時間前からパッチテストを行います。その他のカラーリング製品も、それぞれの使用上の注意を守ってください。過去にかぶれた経験がある方は自己判断で再使用せず、医師に相談してください。詳しくは厚生労働省「毛染めによる皮膚障害」もご確認ください。

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