「朝になると毛先が固まる」「襟足に大きな絡まりができる」という方へ、今ある絡まりのほどき方と、翌朝に向けたケアを紹介します。原因を夜のケア不足だけに決めつけず、引っかかる場所やタイミングも確認しましょう。

朝に髪が絡まるのはなぜ?
寝返りなどで髪同士や枕と髪がこすれると、毛流れが乱れて絡まることがあります。長さや細さ、くせの出方、カラーやパーマなどによるダメージも、絡まりやすさに関係します。
パサついて見えるからといって、水分不足だけが原因とは限りません。毛流れの乱れや、髪の表面の滑りにくさも関わります。毛先だけか、襟足か、髪全体かを確認して、対処を選びましょう。
朝の絡まりをほどく手順
1.絡まった毛束を分ける
ほかの髪を巻き込まないよう、少量ずつ分けます。大きな塊を一気にブラシで通そうとしないでください。
2.毛先側の小さな絡まりからほどく
指で無理なく動く部分からほどきます。次に目の粗いくしなどを使い、毛先の短い区間をとかします。通るようになったら、少し上の位置から毛先へとかす、という順に範囲を広げましょう。
3.滑りが悪ければ少量のケア剤を使う
乾いた髪に使えるオイルやクリームなどを、製品の説明に沿って少量なじませます。足すほどほどけるわけではないので、べたつくまで重ねないようにします。
4.引っかかったら止める
強く引いて切れたり抜けたりする前に、いったん手を止めましょう。ほどけない大きな塊や切れ毛が多い場合は、美容院に相談してください。

寝る前に見直したいケア
洗う前:目立つ絡まりをやさしくほどきます。髪を頭の上で丸めて強くこする洗い方は避け、頭皮を洗うことを意識しましょう。
コンディショナーやトリートメント:製品の使用方法に従い、絡まりやすい中間から毛先までなじませます。洗い流す製品を、洗い流さないケアとして残さないでください。
タオルとドライヤー:タオルでこすり合わせず、水分を押さえて取ります。根元から乾かし、毛流れを整えながら毛先まで乾かしてから寝ましょう。熱を同じ場所に当て続けないようにします。
長い髪の扱い:寝るときに髪が体の下へ入り込む場合は、無理のない範囲でまとめ方を工夫します。頭皮を引っ張るほど強く結んだり、きついゴムで固定したりしないでください。
シャンプーやオイルはどう選ぶ?
シャンプーは「サルフェートフリー」「アルコールフリー」といった一つの表示だけで、絡まりにくさや保湿力を判断できません。洗っているときのきしみ、すすいだ後の指通り、頭皮との相性を見て選びます。
洗髪頻度も、髪が絡まるから一律に2〜3日に1回へ減らす必要はありません。汗、皮脂、整髪料の使用、頭皮のかゆみやにおいに合わせて、清潔に保てる頻度を考えましょう。
オイルや洗い流さないトリートメントは、表示された量から調整します。細い髪は重くなりやすいため、まず毛先へ少量をなじませ、必要に応じて足す方法を試してください。

美容院で相談したほうがよいとき
毎朝同じ場所に大きな絡まりができる、毛先が引っかかって切れやすい、ブリーチやパーマの後から扱いにくくなった場合は、髪の状態を見てもらいましょう。必要に応じて毛先の調整や、ケア・施術の見直しを相談できます。
頭皮の痛み、赤み、強いかゆみなどもある場合は、髪の絡まり対策だけで済ませず皮膚科に相談してください。
まとめ
朝の絡まりは、力で一気にとかさず、毛先から少しずつほどきます。夜は洗い方と乾かし方を見直し、ケア剤を適量使って指通りを整えましょう。ほどけない絡まりは無理をせず、美容院へご相談ください。
参考:花王「髪と頭皮のお手入れ10か条」、花王「スタイリングのQ&A」、花王「洗髪のQ&A」
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