この記事では、一日だけ白髪を隠すアイテムの選び方、髪を染める方法との違い、分け目やヘアアレンジの工夫を紹介します。次の美容院の予約までの期間と、気になる白髪の範囲から考えてみましょう。
一日だけ隠すなら、一時着色タイプを選ぶ

「今日のお出かけだけ」「予約までの数日だけ」なら、シャンプーで落とす一時着色タイプが選択肢です。髪を継続的に染めるヘアカラーとは異なるため、購入時に種類を確認してください。

- マスカラ・マーカー:生え際や分け目の気になる毛へ塗るタイプ。細かな部分を狙いたいときに比較しやすい形状です。
- スティック:白髪の部分へ直接色をのせるタイプ。強く押しつけず、製品の案内に沿って塗ります。
- パウダー・ファンデーション:パフなどで広い範囲に色をのせるタイプ。塗りすぎに注意し、少量ずつ調整します。
- スプレー:広めの範囲へ噴霧するタイプ。顔や衣類、周囲への飛散を避け、使用距離などの注意を守ります。
同じ形状でも使える場所や落とし方は製品によって違います。頭皮の透けを隠す用途にも使いたい場合は、その用途が認められている製品かを確認しましょう。
白髪を染める方法との違い
カラーシャンプー・カラートリートメント

白髪用の製品は、使うことで白髪に色をつける方法です。ブリーチ毛の色味調整用など、白髪染めを目的にしていない製品もあります。「カラーシャンプーならどれでも白髪が染まる」と考えず、用途を確認してください。
染まり方、使う頻度、乾いた髪・濡れた髪のどちらに使うかは製品ごとに異なります。普段のトリートメントと同じ使い方でよいとは限りません。
ヘアマニキュア

髪へ色をつける染毛料で、黒髪を明るくするためのものではありません。肌への着色や、汗・水分による色移りに注意が必要です。色持ちは製品や洗髪習慣で変わり、髪や肌への影響が一切ないとは断定できません。
ヘアカラー(染毛剤)

白髪を染め、製品によっては黒髪の明るさも変える方法です。クリーム・泡などの形状によって使い方が異なります。次のサロンカラーに影響する場合もあるため、美容院の予約が近いときは先に相談しましょう。
酸化染毛剤を使う場合は、毎回、染める48時間前から製品説明に従って皮膚アレルギー試験を行います。過去にヘアカラーでかぶれたことがある方は使用しないでください。放置時間を延ばしたり、説明書にないラップでの密封や加温をしたりしないことも大切です。
参考:日本ヘアカラー工業会「皮膚アレルギー試験について」、ホーユー「商品の選び方」
分け目とヘアアレンジで見え方を変える

いつもの分け目に白髪が集まって見える場合は、分ける位置を少し変えたり、一直線に分けずにぼかしたりすると印象が変わることがあります。白髪の場所や生え方で変わるため、鏡で確認しながら試してみましょう。

ハーフアップ・ポニーテール
表面の髪をまとめると、内側の白髪が見えにくくなる場合があります。一方、強く引き上げると生え際の白髪が目立つこともあります。結ぶ位置と髪の引き出し方を調整し、横や後ろからの見え方も確認してください。
ターバンやスカーフなどのヘアアクセサリーで分け目を覆う方法もあります。髪を無理に引っ張らず、心地よく使えるものを選びましょう。
白髪隠しの色は、周りの髪に合わせて選ぶ

一時着色タイプは、白髪の周りにある髪色に近い色を基準に選びます。「必ずワントーン明るく」「黒髪でも必ずブラウン」と一律には決めず、メーカーの色見本や対応する髪色の案内を確認してください。
一時着色タイプと、色が残るヘアカラー・カラートリートメントでは、色選びを分けて考えます。継続的に染める製品を使いたい場合は、次回のサロンカラーの希望も含めて相談しましょう。
色移り・肌への付着・来店日の注意

乾いた後でも色移りに注意
一時着色タイプは、汗や雨、摩擦で衣類などに色が移ることがあります。ウォータープルーフと表示されていても、色移りが起こらないとは限りません。乾かし方、帽子をかぶるときの注意、落とし方まで製品の説明を確認しましょう。
メーカー表示の例:シエロ サロンプラス ワンデーリタッチでは、汗や雨で濡れた際の衣類への色移りに注意を案内しています。
肌についてしまったら
製品に記載された方法で、強くこすらずに落としてください。かゆみや赤みなどの異常が出たときは使用を中止し、製品の注意事項に従って対処します。異常が続く場合は医療機関へ相談してください。
美容院に行く日は、使用した製品を伝える
白髪隠しを使って来店する場合は、施術前に商品名と使用した部分を伝えてください。予約時に、当日の使用や事前の洗髪について確認しておくと安心です。カラートリートメントやヘナなどを継続して使っている場合も、履歴として共有しましょう。
濡れた髪に使ってよいかは製品ごとに確認
一時着色タイプには乾いた髪に使用する製品があります。ヘアカラーやヘアマニキュアも含め、自己判断で濡らしたり乾かしたりせず、それぞれの説明書に従ってください。
次のカラーまで無理なくつなぐために

一日だけ隠したいのか、次回まで色を残したいのかを決め、白髪の範囲と周りの髪色に合わせて選びましょう。次の美容院で希望する色がある場合は、染める製品を追加する前に相談すると、仕上がりの計画を立てやすくなります。
【関連記事】
大人気のカラーシャンプー!!正しい使い方を美容師が解説します☆
◆◆◆発行元◆◆◆
SOY-KUFU 高田馬場店
03-5944-9978
〒171-0033
東京都豊島区高田3丁目16-9 小倉ビル2F A
