
頭皮の乾燥やべたつきが気になるとき、トリートメントを足す前に、製品の使う場所と目的を確認しましょう。「頭皮用」という名前だけで、同じ効果や使い方とは限りません。
髪用と頭皮用は、表示された用途で使い分ける
一般的な髪用トリートメントは、髪の指通りやまとまりを整えるためのものです。頭皮へ塗るケアに使う場合は、頭皮にも使用できると表示された製品を選びます。

頭皮用には保湿などを目的とした製品がありますが、育毛剤や治療薬とは区別して考えましょう。頭皮用トリートメント全般に発毛・血行促進・皮脂分泌の調整効果があるとは言えません。
頭皮の状態と製品の目的を確認する
乾燥が気になる場合は保湿を目的としたものなど、用途を確認します。べたつきがあるからといって、皮脂を落としきるケアや、製品を何種類も重ねる使い方は避けましょう。

赤み・強いかゆみ・傷・痛みがある場合は、新しい製品を試すより先に医療機関へ相談してください。清涼感や刺激が強いほど効果が高い、ということではありません。

使い方は、量・順番・すすぎの有無を確認
まず、使用量、濡れた頭皮と乾いた頭皮のどちらに使うか、シャンプーの前後、洗い流すかどうかを確認します。使い方は製品ごとに異なるため、自己判断で一律に「シャンプー後に付けて残す」「一定時間置いて流す」とはしないでください。
頭皮へなじませる場合は指の腹でやさしく行い、爪を立てたり強くすり込んだりしないようにします。マッサージで成分が毛根まで届きやすくなるとは考えません。

洗い流すタイプは指定された時間を守ってすすぎます。洗い流さないタイプは表示された量で使い、しみる・赤くなる・かゆくなるなど異常が出たら使用を中止してください。症状が続く場合は、使用した製品を伝えて受診しましょう。

普段の洗い方と乾かし方も見直す
熱すぎるお湯や強いこすり洗いを避け、頭皮に合うシャンプーを使います。すすぎ残しがないようにし、洗った後はタオルで強くこすらず水分を取りましょう。

ドライヤーは動かしながら使い、頭皮の同じ場所へ熱風を当て続けないようにします。精油などを自己判断で頭皮に直接塗るケアも避けてください。
フケ・かゆみ・抜け毛が続くときは皮膚科へ
頭皮のトラブルには、乾燥以外の原因が関係することもあります。トリートメントや頭皮用トニックだけで治そうとせず、強い症状や長引く症状、急な抜け毛は皮膚科に相談しましょう。
美容室では製品の使い分けや日常ケアを相談できます。治療中の方は医師の指示を優先し、使ってよい製品も確認してください。
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