美容室の仕上がりを家でも楽しむために、帰る前に確認したいことと、当日からのケアを整理します。施術ごとに注意点が違うため、「全員が24時間洗ってはいけない」と一律に考えないことが大切です。

帰る前に確認したい3つのこと
①いつからシャンプーをしてよいか、②濡れた髪からどう乾かすか、③スタイリング剤をどの順番・量で使うかを確認しましょう。カラーやパーマの種類、髪の状態によって案内は変わります。
カットだけで特別な指示がなければ、普段の洗髪を一律に控える必要はありません。薬剤施術を受けた場合は、使った製品と仕上がりに合う説明を担当者から聞いてください。
当日のシャンプーは施術内容に合わせる
「薬剤が24時間かけて定着するから」と、すべてのカラーやパーマで洗髪を禁止することはできません。汗をかいた、整髪料を落としたいなどの事情も伝えて、洗ってよいタイミングを相談しましょう。
洗う際は爪を立てず、泡でやさしく洗って十分にすすぎます。何度も洗い直したり、熱すぎるお湯を使ったりすることは避けましょう。シャンプーは「サロン専売」「アミノ酸系」だけで選ばず、製品全体の使い心地や洗い上がりを見て調整してください。

乾かし方と寝る前の扱い方
タオルでこすらずに水分を取り、ドライヤーを動かしながら乾かします。洗い流さないトリートメントを使う場合は、使用量や濡れた髪・乾いた髪への使用など、製品の説明に従いましょう。
パーマは種類やデザインによってカールの出し方が違います。すべてを自然乾燥で仕上げるのではなく、担当者に教わった方法で整え、寝る前は髪と頭皮を乾かしてください。ブラシや手で強く引っ張ることも避けましょう。
摩擦や過度な熱への配慮は最初の1週間だけに限りません。また、ナイトキャップや特定の枕カバーを買うことが必須ではありません。髪を濡れたまま寝ない、絡まりを無理にとかさないなど、続けやすい扱い方から始めましょう。
次の来店前は普段のケアと施術履歴を伝える
来店前に特別なケアを増やす必要はありません。使用している整髪料やトリートメント、セルフカラーを含む過去の施術を伝えてください。普段どのように乾かし、どこが扱いにくいかも相談の手がかりになります。
事前の洗髪や整髪料について指定があるか、予約時に確認しましょう。頭皮を強くこすったり、爪で傷つけたりすることは避けてください。皮脂が残っていれば薬剤によるかぶれを防げる、というわけではありません。

頭皮の違和感は我慢しない
カラーやパーマの施術中にしみる、痛い、かゆいと感じたら、その場で担当者に伝えてください。帰宅後に赤みやかゆみなどが出た場合も、施術した店舗に連絡し、症状が続く場合や強い場合は皮膚科に相談しましょう。仕上がりを守るために症状を我慢しないでください。
前回問題がなかった薬剤でも、今回も問題なく使えるとは限りません。過去のかぶれ、現在の頭皮状態、体調の変化は事前に伝えましょう。酸化染毛剤を使用するヘアカラーでは、毎回48時間前からの皮膚アレルギー試験が必要です。予約前に店舗へ確認してください。過去にヘアカラーでかぶれた方は、自己判断で再使用しないでください。

扱いにくさは早めに美容室へ相談する
色味やカールが想定と違う、家でセットしても再現しにくい場合は、自分で薬剤を重ねずに担当者へ相談しましょう。施術日、気になり始めた時期、普段の洗い方や乾かし方を伝えると、確認が進めやすくなります。
参考:日本ヘアカラー工業会 理美容室で染める方へ/皮膚アレルギー試験について