「洗い流さないトリートメントをいつ使えばよいか」「オイルをつけると重くなる」と迷うことはありませんか。アウトバスケアは、製品の用途と髪の仕上がりに合わせて量やタイミングを決めるのが基本です。

アウトバスとインバスの違い
ヘアケアでいうアウトバスは、洗髪後などに使い、そのまま洗い流さずに仕上げるケアを指します。シャンプーや洗い流すコンディショナー・トリートメントはインバスのケアです。洗い流すタイプを流さず残しても、アウトバストリートメントの代わりにはなりません。
髪の表面をなめらかにする、指通りやまとまりを整える、製品に応じて熱などから保護する、といった目的で使います。傷んだ髪を完全に元へ戻したり、すでにできた切れ毛を再生したりするものではありません。
オイル・ミルク・ミストを選ぶ目安
オイル:毛先のツヤやなめらかさを出したい場合の選択肢です。量が多いと重く見えるため、少量から調整しましょう。
ミルク・クリーム:柔らかな手触りやまとまりを求める場合の選択肢です。軽いものからしっとりしたものまで違いがあります。
ミスト:髪へ広げやすいものがありますが、保湿・補修・寝癖直しなど用途は製品によって異なります。
形状だけで効果や重さは決まりません。「濡れた髪に使う」「乾いた髪に使う」「熱保護を目的とする」など、製品表示を見て選びます。カラー用の製品も、色落ちを完全に防げるわけではありません。

タオルドライ後に使う製品の基本手順
まずタオルで髪を挟み、余分な水分を取ります。製品の目安量を確認し、手のひらに薄く広げて、傷みやすい毛先から中間へなじませましょう。量が分からないときは少量から始めます。
指や目の粗いコームでやさしく広げ、絡まった部分を無理に引っ張らないようにします。頭皮用と明示されていない製品は頭皮へ塗り込まず、根元がつぶれやすい方はつける位置を下げましょう。
その後は製品の説明に沿って乾かします。ドライヤーを一か所に当て続けず、根元や内側の乾かし残しを確認してください。アイロンを使う場合は髪が乾いた状態で使い、熱保護剤をつけても高温や繰り返しの熱を避けましょう。
乾いた髪に足す場合は毛先に少量だけ
乾いた髪にも使える製品なら、仕上げにパサつく毛先へ少量を足す方法があります。すでにべたつきや重さがある場合は重ねず、次回から量や頻度を調整してください。ミストで濡れた場合、そのまま高温のアイロンを当てないようにします。

重くなる・まとまらないときの見直し
根元がつぶれるときは、つける位置と量を確認しましょう。毛先がまとまらないときは、ただ量を増やすのではなく、乾かし方や髪の傷み、製品との相性も見直します。毎回複数の製品を重ねる必要はありません。
美容室では、使っている製品名・量・タイミングと、困っている仕上がりを伝えると相談しやすくなります。頭皮にかゆみや赤みが出た場合は使用をやめ、症状が続くなら皮膚科へ相談してください。
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