シャンプーとトリートメントの正しい使い方|洗う順番・量・すすぎのコツ

シャンプーは頭皮を中心に指の腹で洗い、トリートメントは毛先を中心になじませるのが基本です。使用量・放置時間・頻度は製品表示を優先し、どちらもすすぎ残しを避けましょう。

毎日のシャンプーで「頭皮まで洗えている?」「トリートメントはどこまで流す?」と迷うことはありませんか。洗い方とつけ方を順番に確認し、髪と頭皮の状態に合うケアを見つけましょう。

シャンプーの正しい洗い方

シャンプーの役割は、頭皮や髪の汚れ、余分な皮脂、整髪料などを洗い流すことです。洗髪だけで薄毛を予防・改善できるわけではありません。かゆみやフケが続く場合は、強く洗って解決しようとせず皮膚科で相談してください。

1.ぬるま湯で頭皮まで濡らす

熱いお湯は避け、心地よいぬるま湯で予洗いします。片手を髪の間に入れ、頭皮全体にお湯を届けましょう。髪の表面だけを濡らすよりも、シャンプーを広げやすくなります。

2.量は製品表示と髪の量に合わせる

ポンプ1回で出る量や処方は商品によって違います。ショートなら必ず1プッシュ、ロングなら必ず3プッシュという共通の適量はありません。表示の目安を確認し、髪の長さ・量・汚れ具合に合わせて調整します。

3.手のひらに広げて泡立てる

シャンプーを手に取り、水となじませてから髪全体に広げます。泡を行き渡らせるときは、髪同士を強くこすり合わせないようにしましょう。泡タイプなどは製品の使い方に従ってください。

4.指の腹で頭皮を洗う

爪を立てず、指の腹を頭皮に当てて小さく動かします。生え際、耳の周り、襟足も忘れずに。毛先をまとめてゴシゴシこする必要はありません。絡まりを無理に引っ張らず、やさしく扱いましょう。

5.髪を分けながら丁寧にすすぐ

手を髪の間に入れ、お湯を頭皮まで届けます。耳の後ろや襟足などに泡や洗浄料が残らないよう確認してください。泡が消えただけで終えず、頭皮全体をすすぐことが大切です。

リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

リンスやコンディショナーは指通りやまとまりを整えるもの、トリートメントはダメージ補修や質感の調整を目的とするものが一般的です。ただし、補修機能を持つコンディショナーもあり、名称や使い方はメーカー間で統一されていません。

ヘアマスク・ヘアパックもトリートメントの一種です。名前だけで成分濃度や効果の強さを判断せず、髪の状態と製品の説明を確認しましょう。トリートメントは傷んだ髪の感触を整えるケアで、髪を生きた組織に戻したり、枝毛を元どおりにつなげたりするものではありません。

トリートメントの正しいつけ方

ここでは洗い流すタイプの基本を紹介します。洗い流さないタイプとは使い方が違うため、容器の表示を確認してください。

1.余分な水気を軽く切る

すすいだ後は、髪を手で軽く挟んで余分な水を落とします。強く絞ったり引っ張ったりせず、製品がなじみやすい状態にしましょう。

2.毛先を中心になじませる

表示量を目安に手のひらへ広げ、傷みや乾燥が気になる中間から毛先へなじませます。必要なら目の粗いくしで毛先から少しずつ絡まりをほどきます。放置時間、ヘアマスクを使う頻度、コンディショナーとの併用は製品表示に従いましょう。量や時間を増やせば効果も増えるとは限りません。

3.頭皮用かどうかを確認する

毛髪用トリートメントは頭皮に塗り込まず、髪を中心につけます。根元までブリーチやパーマをしていても、頭皮へ積極的に塗る必要はありません。頭皮への使用が認められた製品は、その使用方法に従ってください。

4.すすぐタイプは十分に流す

表示された時間を守ってから、余分なトリートメントをすすぎます。ぬるつきを意図的に残したり、洗い流さないタイプの代わりにしたりしないでください。仕上がりのなめらかさは処方によって異なり、指通りだけで成分が髪内部へ浸透したかどうかは判断できません。

5.タオルで押さえてから乾かす

タオルで髪を挟むように吸水し、ドライヤーを動かしながら根元から乾かします。濡れた髪を強くこすったり、そのまま寝たりすることは避けましょう。ドライヤーの距離や使い方は取扱説明書も確認してください。

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洗髪の頻度と注意点

爪や強い摩擦を避ける

かゆいときも爪でこすらず、指の腹でやさしく洗います。痛み、赤み、湿疹が出たときは使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科へ相談してください。

回数は頭皮の状態に合わせる

皮脂や汗、整髪料の使用量、乾燥の程度によって必要な洗髪頻度は変わります。毎日洗う人でも、朝晩に何度も強く洗う必要があるとは限りません。洗い上がりのつっぱりや乾燥が気になるときは、洗い方と製品を見直しましょう。

リンスイン製品も仕上がりで選ぶ

洗浄と指通りを整える機能を組み合わせた製品もあります。シャンプーとコンディショニング機能が一緒だから使えない、シリコーン入りだから悪い、とはいえません。毛先のきしみやまとまりを確認し、必要なら表示に沿って別のケアを組み合わせます。

泡立ちが悪いときの見直し方

まず水分・使用量・汚れを確認する

泡立ちが悪い理由は一つではありません。予洗いが足りない、皮脂や整髪料が多い、使用量が合っていないなどを確認します。泡立ちだけでシリコーンの付着を判定することはできません。

シャンプーを増やす前に見直す

髪と頭皮をよく濡らし、製品表示の量で洗ってみましょう。べたつきや重さが気になる場合は、トリートメントやオイルの量・つける位置も調整します。強い洗浄を繰り返す前に、使用中の製品を美容師へ伝えて相談すると整理しやすくなります。

炭酸シャンプーは表示に沿って使う

炭酸シャンプーも処方や使い方は製品ごとに異なります。炭酸を含むだけでシリコーンを確実に除去できるとはいえません。一律の二度洗いや、使用後にトリートメントを必ず省く方法は避け、頻度も製品表示で確認してください。

スタイリング剤が残るときの洗い方

まず整髪料の落とし方を確認する

ワックスやスプレーなどは製品によって落とし方が異なります。固まった髪を無理にくしでとかさず、ぬるま湯で十分に濡らしてから洗いましょう。

泡を行き渡らせてやさしく洗う

シャンプーを広げ、頭皮と整髪料のついた部分を丁寧に洗います。毛束を強くもんだり、何度もこすり合わせたりせず、洗った後はよくすすいでください。

二度洗いは必要なときだけ

一度で落ちない場合は製品の案内に従って洗い直す方法もあります。ただし、毎回二度洗いする必要はありません。落ちにくさが続くときは整髪料の使用量や洗浄料との組み合わせを見直します。

関連記事:サロンシャンプーと市販シャンプーの選び方

毎日のケアで押さえたいポイント

  • 予洗いで頭皮までしっかり濡らす
  • シャンプーは指の腹で洗い、丁寧にすすぐ
  • トリートメントは毛先を中心に、量と時間を守って使う
  • 泡立ちや製品名だけで良し悪しを決めない
  • 髪をこすらず吸水し、乾かしてから寝る

髪の長さやダメージ、頭皮の状態に合う使い方は人それぞれです。SOY-KUFUでは普段使っている製品や仕上がりの悩みも伺い、ご自宅で続けやすいケアをご案内します。

参考:花王「髪と頭皮にやさしい洗髪方法」「リンス・コンディショナー・トリートメント」「洗髪のQ&A」

髪型に迷ったら、まずは気軽にご相談ください。

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