インナーカラーは、髪の内側に表面と異なる色や明るさを入れるデザインです。入れる範囲と普段の髪型によって見え方が変わるため、希望の写真と、結ぶ・耳にかけるなどの習慣を一緒に伝えると相談しやすくなります。
目次
インナーカラーとは

髪の内側に色の違いをつくり、下ろしたときや動いたときに見せるカラーです。耳周りだけに少量入れるデザインから、えり足まで広く入れるデザインまであります。
ブリーチをする場合、施術範囲が狭くても、その部分の髪には負担がかかります。内側だから傷みにくい、ケアをすればダメージがなくなるとはいえません。希望の色と髪の履歴をもとに施術の可否を相談しましょう。
スタイル別インナーカラー

先程「インナーカラーとは?」と、お話をさせていただきましたが、
ここではインナーカラーを入れる範囲と、インナーカラーを入れた時の見え方をご紹介します。
また、長さ別スタイル別でもまとめましたので、ご覧下さい。
入れる範囲
インナーカラーを入れる範囲ですが、一般的には耳上に入れる場合が多くなります。
ですが、これより少ないもみあげのみに入れる場合もありますし、
バックまで生え際に沿って、一周すべてインナーカラーを入れる場合もあります。
下記では入れる範囲での見え方の違いを、ヘアスタイル画像と一緒に解説していきます。
一般的な範囲

髪を下ろしていても前から見える位置に、デザインされています。髪を下ろしても結んでいても、インナーカラーが見え存在感はしっかりあり、可愛いですね。
少なめのもみあげ

髪を下ろした状態だと、色にもよりますが見えづらいデザインです。
耳にかけた時に、ちょろっと見えるのが可愛いデザインです。
やりすぎず、ナチュラルにインナーカラーを楽しみたい方にはオススメです。
サイドからバック一周

前からみた印象は、一般的な範囲のインナーカラーと変わりません。
ただ後ろに入っていると、結んだ時にしっかり見えるのと、巻いた時にランダムに見えて可愛いデザインになります。
ショートスタイル

サイドがすっきりしてレイヤーの入っているショートスタイルは、インナーカラーが見えやすくなります。耳に髪をかける事も多いスタイルなので、思いっきりインナーカラーを楽しむ事が出来ます。
ボブ・ロングスタイル

ボブはショートスタイルとは異なり、レイヤーが入っていない場合が多くなります。
少し入っていても、ショートスタイル程入っていないスタイルなので
見え方は表面の長さや毛量、入れる位置によって変わります。
ですが、耳にかけたり結ぶことも出来るので
結んでチラ見せしたり、アレンジ方法で様々なスタイルが楽しめるのはボブインナーの魅力です。
最近では韓国ボブも流行っていますし、様々なボブアレンジが出てきて沢山楽しめますよ。
結び方によっては内側の色が大きく見えるため、職場や学校で隠したい場合も事前に確認しましょう。
ロングスタイルも同様です。
インナーカラーのスタイル例

様々なインナーカラーのスタイルをまとめました。
スタイル、入れている範囲、色など説明しています。ご覧下さい。
ショートスタイル×ホワイトアッシュ

このスタイルはもみあげに少しと、前髪に少しインナーカラーを入れています。
いれる範囲が狭いのと、色の効果もあり大人っぽくナチュラルですよね。
「インナーカラーというと若者向けなんじゃないか?」
そう思われている方は、入れる範囲や色で変わるので挑戦してみてはいかがでしょうか?
軽く耳にかけ、前髪をややアップでインナーを引き立たせるスタイリングもオススメです。
ショートウルフ×ベージュ

このスタイルはもみあげに少しと、前髪の端にもデザインで入れています。
インナーカラーだけでなく、ポイントで表面にデザインを入れるのも可愛いですよね。
サーモンピンクとベージュの組み合わせも、ビビッドな色合いではなく
くすんだ色同士なので、派手すぎずこなれ感も出て素敵です。
ボブ×ピンク

このスタイルはインナーにピンクカラーが入っています。
入っている範囲も一般的な範囲のデザインです。表面を暗くす事でインナーが際立ちます。
くすみのあるピンクを選ぶと、鮮やかな色とは違う印象を楽しめます。
ロング×ベージュ

オーダー多数の大人気の組み合わせです。
大人らしさもあり、可愛さもあり、派手すぎずどんな系統のお洋服にも合うのが人気の理由です。
希望する雰囲気に合わせて、色の濃さや見せる範囲を相談してください。
さらっとストレート仕上げても、ゆるく巻いても可愛いですよ。
ロング×モスグリーン

表面のカラーより暗めのインナーもありです。
表面はスモーキーグレーでインナーはモスグリーン。
全体的にスモーキーな仕上がりを狙い、さりげないインナーカラーで大人っぽく仕上げるのも素敵です。
インナーカラーとフェイスフレーミングの違い

インナーカラーは髪の内側、フェイスフレーミングは前髪や顔周りを囲む位置に色の違いをつくるデザインです。呼び方や範囲はサロンによって異なることもあるため、名称だけでなく写真で仕上がりを共有しましょう。

顔周りの色は正面から見えやすく、内側の色は耳にかけたり結んだりしたときに見え方が変わります。どの場面でどのくらい見せたいかが、範囲を決めるポイントです。
ブリーチなしでもできる?

現在の髪の明るさや希望色によっては、ブリーチなしで表面との違いをつくる方法もあります。ただし、淡い色や鮮やかな色、はっきりした明暗差には、事前に明るくする施術が必要な場合があります。
黒染め・暗いカラー・縮毛矯正などの履歴があると、できる色や施術方法が変わります。「ブリーチを使いたくない」という希望も含めて、無理なくできる範囲を相談してください。
インナーカラー後のケア

シャンプー後は、髪の状態に合うコンディショナーやトリートメントを使用方法どおりに使いましょう。ヘアマスクという名称だけで濃度や効果は決まらず、週1回がすべての製品に共通する使い方でもありません。
タオルで強くこすらず水分を取り、必要に応じて洗い流さないトリートメントを毛先中心になじませて乾かします。アイロン前に使う製品は、機器との併用方法や髪を乾かす必要があるかを確認してください。オイルをつければ高温でも傷まないわけではありません。
パーマ・縮毛矯正の履歴は必ず伝える

ブリーチとパーマ・縮毛矯正の施術箇所が重なると、切れ毛などのリスクが高くなることがあります。パーマの形が取れていても、薬剤を使った髪の履歴がなくなるわけではありません。
いつ、どの部分に施術したかを伝え、髪の状態を確認してもらいましょう。状態によってはブリーチを見送る、範囲や希望色を変えるなどの判断が必要です。
色持ちはどのくらい?

色持ちは、ブリーチ後の明るさ、入れた色の濃さ、髪の状態、洗髪や熱の使い方などで変わります。一律に「1~2週間」とは決められません。淡い色は変化を早く感じることもあるため、色落ち後の見え方と次回の相談時期も確認しましょう。

カラーシャンプーは、希望色や現在の明るさに合う場合に色味を補う選択肢になります。全員に必須ではなく、使い始める時期、放置時間、頻度は製品の説明と施術担当者の案内に従ってください。施術後にかゆみや刺激があるときは色持ちを優先せず相談しましょう。

当日の洗髪については使った薬剤と施術後の状態に応じて確認します。髪になじむ時間をすべて24時間と決めつけず、必要な洗髪を我慢しないことが大切です。アイロンも「160℃以下なら安全」と一律に考えず、機器の説明と髪の状態に合わせ、同じ部分へ何度も当てないようにしましょう。
美容室での相談と施術の流れ

内側だけを均一に塗り分けるブリーチは、自分では範囲や髪の状態を確認しにくい施術です。ムラや切れ毛のリスクを踏まえ、美容室で相談しましょう。

1.写真・履歴・普段の髪型を共有する

希望の写真に加え、カラー・黒染め・パーマ・縮毛矯正の履歴を伝えます。隠したい場面、結ぶ頻度、予算と滞在できる時間も確認しましょう。過去にカラーでかぶれたことがある場合は、必ず予約時から伝えてください。
2.必要に応じてブリーチする

施術内容は髪の状態に応じて決めます。「頭皮につけなければ必ずしみない」とは限りません。痛み、強い刺激、かゆみなどを感じたら我慢せず、すぐ担当者に伝えてください。

放置時間や追加施術の判断は使用する製品と髪の状態に沿って行います。長く置けばよいわけではなく、所要時間は予約時に確認して余裕を持たせましょう。
3.すすぎ、希望に合わせて色を入れる

ブリーチが必要な場合はすすいだ後、希望に合わせて色を入れます。使うカラー剤の種類により注意事項は異なります。

酸化染毛剤では、美容室でも毎回、使用48時間前からの皮膚アレルギー試験(パッチテスト)が必要です。過去にヘアカラーでかぶれたことがある方は、自己判断で再使用やパッチテストをせず、医療機関へ相談してください。仕上げ後は自宅でのケアと次回の相談時期を確認します。
まとめ

インナーカラーは、色だけでなく範囲と普段の髪型によって印象が変わります。ブリーチの必要性、髪の履歴、色落ち後の見え方、維持の負担を確認し、無理のないデザインを選びましょう。
参考:厚生労働省「毛染めによる皮膚障害」、日本ヘアカラー工業会「皮膚アレルギー試験」
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